前回の続き。
ここからは新洞(Bコース)に入ります。
こっちは旧洞(Aコース)とはまったく趣の異なる作りでした。かなりの急階段。入って早々にほんとに危ない箇所があって、お年寄りはムリしないでという看板がつくほど。無謀にもパンプスやサンダル履きで来ちゃったオネエチャンたちは登らずに引き返してました(勿体ない。ていうか何故鍾乳洞にそんな靴で来ちゃったのか)。
面白いなと思ったのが、蛍光灯の付近だけ青々とした苔や植物が生えてたこと。
↑これは蛍光灯に直に生えてた苔。
ほかにこんなのも。少しでも光が届けばこんな場所でも貪欲に生息しちゃうんですね。
オネエチャンたちが断念した急階段が↓こちら。
↑こちらは中腹から見下ろした写真。え? たいしたこと無い? じゃあ、↓こっちは?
同じ場所から“見上げた”写真。ご丁寧にも「精進坂」というタイトルがつけられてるこの急階段は、足元が濡れてるせいもあって、手すり程度じゃとてもじゃないけど心許なくて登れない。後ろに身体をもってかれないよう階段に手をつきながら這いつくばって登ってると、後からきたニイチャンたちが「怖ええええw」と叫んでました(笑)。
精進坂を登り切ると「○○の間」というタイトルのついた幻想的な鍾乳石群が続きます。
写真だと明るく見えるけど、↑この2枚はだいぶ露出上げてます。実際の洞内は↓これぐらいの暗さ。
尚、現場は全て金網で保護されてるので、写真を撮る人は結構難儀するんじゃないかなあ。ただ、ふつう金網の升目って菱形(◇)じゃないですか? ところがここは、ところどころ何者かの手によって丸(○)く広げられており(苦笑)、「ここに一眼レンズを突っ込め」とでも言わんばかりに訴えかけてくるので、そのあたりを参考にベストポジションを探したらいいんじゃないかと思います。
そしてそろそろ新洞の出口ですね。 洞窟探検おしまい! お疲れ様でした。
・・・と言いたいところだけど、一箇所行き忘れてました。
鍾乳洞の入口をすぐ左に曲がったところ。行き止まりになってたんで帰りに行こうと思ってたんだ。
行き止まりの理由は↓これ(右が拡大写真)。
そういえば、奥多摩の鍾乳洞はケイビングスポットになってるんじゃなかったっけ? ここがその入口なのかな。真っ暗でなんも見えないけど。
とりあえず写真撮ってみたら金網の向こうは↓こんなことになっていた。
おお! ここを行くのかw。楽しそうだね。・・・と思ったら、ケイビングで行くのは旧洞の奥、あの「危険」って書いてあった十二薬師の金網の向こうらしい。
↑この奥がどうなってるのか気になる人は、実際にケイビングした人のブログレポートがあるのでこちらを参照されたし。
鍾乳洞レポはこれにて終了。トロッコと廃墟行きたかったけど力尽きた。。。