奥多摩リベンジ〜日原鍾乳洞篇・前編〜

工場見学の前に、駅からバスに乗って「日原鍾乳洞」へ行ってきました。


まずは小腹が空いたときのために駅前の出店でおまんじゅう(1個120円)をGET! 

中はあんこで、皮は紫芋が練り込まれてました。皮違いのおまんじゅうが何種類かあって、その他に焼きイワナや缶ビールなんかも売ってました。前に来た時はおにぎり売ってたような気がしたけど(うろ覚え)、日によって売るモノが異なるんじゃないかと思います。


そして駅前のバス停(1番乗り場)から「東日原行き」というバスに乗車。平日だと「日原鍾乳洞行き」というバスが出てるんだけど、土日は二つ手前のバス停「東日原」までしか行ってくれません。出発の15分前ぐらいになるとバスが停留場にやってきます。

あんま乗る人いなかったんで「こんなもんなのか」と思って悠長に構えてたら、出発までにもう1本電車がやってきて、結局満杯になってしまいました。山道なので、酔いやすい人や「どうしても座りたい」という人は1本前の電車で来ることをオススメします! ちなみに鍾乳洞方面行きのバスは1日に10本しか出てません。よって乗り遅れた場合は1〜2時間待ちとなるのでお気を付けて。万が一乗り遅れたら、周囲を散策するなり、駅裏手にある工場見物にでも行って時間をつぶしてください。



バスには運転手さんの他に車掌さんが一人同乗。運転手の隣に立ち、各所にスタンバってるバス会社のスタッフさんや同じ路線を運航中のバスの車掌さんと無線でやりとりをします。何故かというと、とにかく道が細いんですよ。一車線しかないので車がすれ違うには各所に設けられた待避区域でどちらかが待たないとならず、そのやりとりをスムーズにするために無線で細かく打ち合わせをする必要があるのです。今日は晴れだから良かったけど、雨や豪雨の日は大変でしょうね。


そして乗ること30分。「東日原」のバス停に到着。バス賃は450円。スイカパスモも使えます。

ここから目的地となる「日原鍾乳洞」まで緩やかな登り坂を歩きます。


しばらく歩くと、・・・・ん? なんだ、あれ?
 
タ、タイヘン! 人が、人が、、、転落しかけてる!!! 私は急いで救出に向かいました。しかーし!

“中の人”は既にゴムズボンのみ残して異次元に飛ばされた後でした。ちなみに私がこの場を立ち去った数十秒後、後ろの方から「ひゃあ!」という女性の叫び声が。どうやらこのゴムズボンくん、通りがかりの観光客を驚かせては喜んでる愉快犯のようです。いったい今日だけで何人の被害者が出たことか。


東日原のバス停から歩くこと20分。ようやく「日原鍾乳洞」のバス停に到着。

ここから更に10分ほど歩くと、、、

目的地に到着デス。


「入洞についての注意」という立て看板によると、入洞時間は午前8時〜午後4時半とのこと。受付で入場料(高校生以上600円、中学生400円、小学生300円)を払い、いざ入洞です。
 


中に入ると、まずは温度計がお出迎え。

今日の中の気温は6度ちょっとですかね。


洞窟内はこのようになっております。
 
「A」が旧洞、「B」が新洞です(詳細図はこちら


旧洞→新洞の順に進むのですが、旧洞はたいして面白くないんですよ。「期待したほどでもないなあ」なんて思ってると、突然開けた場所に出て、、、

そうそう!これこれ!こういうのが見たかったんですよ〜。みんなパシャパシャ記念撮影してました。


こちらは縁結び観音。カップルの皆さんが1円玉を貼り付けてました。

こういうのって女の子の方が率先して貼り付けてゆくものなのかと思ったら、男の子の方が「1円、1円」なんて言いながら素早く財布を取り出してました。


そして旧洞の終点がこちら。十二薬師(うまいこと写真が撮れなかったので看板でかんべん)。

案内図で言うところの↓ココですね。

本来はこの先に「血の池地獄」や「大広間」ってのがあるらしいのですが、現在は金網で封鎖され↓このようになっております。

ん? なんて書いてあるかよく見えない? じゃあ、拡大しますよ。

「●●先、入洞●● 危険」。非常に趣のある字体です(別にプレステの「SIREN」から拝借してきた画像ではありません)。いったい、いつ頃書かれたものなんでしょうか。よく見ると案内図にも「入洞禁・」って書いてありますね(「入」が消えかかってますが)。



後編につづく