12/20(木)夜11時よりフジテレビで放送された『オデッサの階段 画家・金子國義』。
リアルタイムでは見てなかったんだけど、放送後に「オデッサの階段 金子 人形 まばたき」で3件ほど検索されてて、「前のアンビリ呪い面のときみたいに画素ブレとかじゃねーの?」なんて思いながら、さっき録画してた分を確認してみたら、あらビックリ。ほんとうにまばたきしてました。
動画をあげられないのが残念なんだけど(↑の動画は公式チャンネルが配信してる未放送動画)、もしまだ見てないor録画分を持ってる人は、人形作家・四谷シモン氏の2度目のインタビューシーンをチェックしてみてください。時間は19分58秒あたり。「金子國義は目から絵を描き始める」って話をしてるとき、四谷シモン氏の背後の棚に置かれた人形の目が2度ほどまばたきしています。1回目は両目、2回目は片目。いや、それだけじゃない微妙に右へ左へと眼球を動かしてる。コマ送りで確認しても間違いない。数コマかけて目を動かしてる映像がばっちり映ってる!
この画面中央に映ってるのが例の人形。ほら、開いてた目が別のコマでは閉じてるでしょ?
え? 画像が小さくてわからない? しょうがねえなあ、拡大してやるから眼ん玉かっぽじってよく見ておけ。
な? どうだ。すごいだろ。でもね、恐ろしいのはここからよ。よくよく確認したら、この人形、、、最初のインタビューで映ってた時は目がないんだよ。もともとこの人形に「目」なんてなかったの。
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2度目のインタビューもはじめは目がなくて、
引きの画から一端シモンさんのアップに切り替わり、また引きの画に戻ってきたときに何も無かった人形の目が突然開いたんだ。これはすごい!
・・・ん? なんかヘンだって? なにが。だから「なんか」ってなにが? え? 嘘くさい? なにが。合成くさい? どこが。目がハッキリしすぎてる? 目つきがシモンさんぽくない? な、舐めたこと言ってるんじゃないよ。デジタルだからね。なんでもハッキリクッキリ映っちゃうんだよ! そうかそうか。そこまで疑うんなら何枚か撮ったんで並べて見るよ。連続で見ればそんな疑惑も吹き飛ぶから。
キョロッ! キョロッ!
ウインク! びがーーーん!
な、言った通りだろ。そうだよ。正真正銘、合成だよ(苦笑)。だってこんなパチクリキョロキョロ動くわけないじゃん。あ〜あ、せっかくワクテカしたのにね。はい、残念でした−。
え? そこまで否定はしてない? じゃあ信じるの? 心霊現象だって信じるの? だって現に違うもん。これ合成だもん。何故そこまでハッキリわかるかっていうと、実はシモンさんのインタビュー中、これ以外にも合成映像がいくつか埋め込まれてるのよ。例えばこの2枚。
ぱっと見、1枚目は部屋に絵が飾られてるように見えるけどこれも合成(ってさすがにわかるか)。2枚目はどこかわかる? さきほどのまばたき人形が置かれてる棚の壁に縦書きで「反発」「衝撃」って書かれてるでしょ。あれがそう*1。いままで貼ってきた画像にそんなの映ってなかったでしょ。インタビューの中に出てきた様々なキーワードがサブリミナル的に埋め込まれてるの。だからシモンさんが「目」の話をしてる最中に人形の「目」が開いたのは偶然でも心霊映像でもなくそういう演出だってこと。いままで気にしなかったけど、この番組っていつもそうなのかな。
もし数年後、「テレビに映った心霊映像スレ」とかで、「昔、なんとかって画家の特集番組で、インタビュー受けてる人の後ろにあった人形の目がまばたきしたんだよ! HYDEも出てたヤツ。誰か知らない?」て怯えてる人がいたら「あれは番組上の演出です」って教えてあげてくださいね。きっと「そんな真実は知りとうなかった!」って号泣すると思う(だったらいま教えてやれや>ものごとにはね、熟成期間ってものが必要なんですよ)
あ〜あ、私が生きてる間に稲川淳二の生き人形映像まるっと全部テレビ局から流出してこないかなあ。いや、あれの完全再現VTRをフェイクドキュメンタリー仕立てで作ってテレビで放送してくれるんでもいいんだけど。
これ、何の本だろ。読みたい。
全然関係ないけど、四谷シモンさんってオトコマエだね。西島秀俊あたりが年取るとこんな感じになるんだろか。
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