ホラーがどうこういうより、大林宣彦っぽい画質と、少年が男の人に画帳を見せる道端の風景が個人的にツボなので観に行きたいんだけど、あまりに皆が「わかんねー」「意味不明」て連呼するから二の足践んでる韓国迷宮ホラー『４人の食卓』。「観る人の数だけ謎が生まれる」ってキャッチコピーもネックだったり。作り手が答え用意してないクセに、あるかのようなフリして謎を観客に放り投げ終わる“逃げ”の作品に仕上がってると、ぶん殴りたくなるぐらいイライラするので精神衛生上よろしくないんだな。これがそういう作品なのかどうかはわからないけど、感想読んでるとどうも『自殺サークル』な匂いがプンプンする。ただ、監督インタビューからは、きちんと計算され、分かる人には分かるように作ってあるといった印象もうけるし、どうなんだろう…。ビデオの発売はすぐなのかな？
ちなみに上映は7/23（金）まで。今週中に決めねば。
