思考停止したくなるほど怖いこと

自分自身は「人の身体=さまざまなパーツが膨大な数の配線によってつなぎあわされた機械」という説をとってるので、人体の機能や、喜怒哀楽といった情動のメカニズムはそのうち完全に解明され、ドーパミンやらセロトニンやらの調合しだいでいくらでもコントロール可能になると思ってるけど、どんなに科学が進んでも解明するのは無理じゃないかと思ってるものがある。それが「意識」。膨大な数の配線でつながれた人間の「身体」はそこでやりとりされる電気信号によってただ機械的に動いてるだけだが(それこそ0と1の集合体とみなしてもいいぐらいに)、「意識」がどこにあって、それと「身体」がどうやってつながれているのかがいまだよく見えない。


意識の発生メカニズム自体はいつの日か解明されるだろう。場所もわかるかもしれない。しかし、たとえそれが事実だとしても、果たしてそれを受け入れることができるだろうか。。。


受け入れるためには、一度自分の意識を客体化しなければならず、それには主体となる別の意識が必要で、そうなると、元の意識、いまこうやっていろいろ思考して頭悩ませてるおまえ、そうおまえは誰?



・・・てことを考えてる時が一番怖いです。