↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ グロ注意(タイトルから察して)↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
健康診断で腹部エコーを撮ったその夜、超音波ゼリーを塗った箇所に赤くポツポツとした発疹が出てることに気づく。
かゆみはなく、いつごろから出来てたのかわからない。帰宅してシャワーを浴びたときは出てなかった。でも実はこれ、2度目。一昨年の健康診断で腹部エコーを撮ったときもなった。ただし、エコー検査は何度も受けたことがあったのに発疹が出たのは今回と一昨年の2回のみ。前回は眼精疲労頭痛が酷くてピリン系鎮痛剤(副作用に発疹あり)を服用してたこともあり、「ピリン系の副作用じゃないか?」と思い、今回は飲まずに挑んだのにこのざまよ。しかも「長時間ゼリーが皮膚に付着してたのがいけなかったのかも」とエコー後すぐ帰宅しシャワーで洗い流したのにまた出てしまった。
前回なったときにネットでいろいろ調べて、超音波ゼリーにアレルギー症状を引き起こす事例があることはわかった。
超音波検査用ゲルによる接触皮膚炎の1例
そして、胃レントゲン検査で飲むあのバリウムにも。
胃バリウム検査時のトラブルについて 第二報 | S.F.C 札幌フィットネスセンター 札幌フジクリニック
確かに同じ日に健康診断でバリウムも飲んだ。一昨年もそう。ただし胃レントゲン検査だけのときに発疹が出たことはない。となると考えられるのはバリウムと超音波ゼリーのWコンボだが、「単体ではアレルギー症状が出ず、両者を食い合わせた時だけ発疹が出る」という事例を見つけることはできなかった。特異体質なのかもしれん。
前回は発疹が出たのが土曜の夜で、月曜にならないと医者に行けなかった。故に、自己責任療法でたまたま持ってた2つのアレルギー薬、蕁麻疹薬としても処方される抗ヒスタミン薬ザイザルを飲み、湿疹に効く最凶ステロイド軟膏ダイアコートを塗りまくったが、3日経ってもまったく改善する気配がなかった。
「やはり医者に行って注射でも打たねばダメなんだろうか」と観念しかけたが、ふと「炎症を抑え皮膚の健康を保つのはビタミンECだよな」と思い立ち、常備していたビタミンECを大量に摂ったところ、すんなり発疹が治まってしまった。
ビタサプリECB2B6顆粒s 2g×100包
今回改めて試してみたところ、↓この状態から
数時間後には↓この程度にまで治まってきたので、対処法としてはこれがベストなんだろう。ビタミンECで治るならお手軽だし安上がりよ(ただし、このうっすらとした点々はこのまま肌に沈着し、再び綺麗な肌に戻るのは一ヶ月後というのが悲しい現実)。
残る疑問は、「何故ビタミンECが効いたのか」ということ。調べてみた。
ビタミンCのおもな特徴とアレルギー疾患を改善するはたらき | 横浜弘明寺呼吸器内科クリニック健康情報局
↑アレルギーの炎症を抑えるコルチゾールを副腎で生成する際に大量のビタミンCが必要という話。
弱点のない身体づくり ビタミン・ミネラルの重要性 | 分子生理化学研究所
↑過剰なストレスに晒されると副腎が疲労しコルチゾールを作れなくなるので、ビタミンCやビタミンB群を補い副腎でのコルチゾール生産を手助けしましょうという話。
ビタミンEは出てこないな。効いたのは基本ビタミンCのおかげってことか。ステロイド軟膏自体はコルチゾールを元に作られてるのでほんとは効いてしかるべきなんだけど、内服ではなく外用薬だったからいまひとつ届きにくいのかもしれない。汗疱も皮膚のバリアが強すぎて、水疱の上から塗っても全然効かないのに、潰して塗り込むとよく効くしね。
ステロイド外用剤の“強さ”って?? | MEDLEYニュース
そういえば、去年、新しく買ったナイロンタオルで足首をごしごし洗った時も同じような発疹ができた。かゆみはなかったんで、靴下履こうと足見てビックリ。
このときは薬切らしてたから医者に行き、メサデルム軟膏(ダイアコートより弱いステロイド薬)貰って塗り塗りしたけど、治るのに1週間以上かかったかなあ。これも軟膏塗るより、ビタミンC飲んで体内からコルチゾール増やせばすぐ治ったのかもしれない。今度出たら試そう。
ちなみに↑が「湿疹」。そして↓こちらが「蕁麻疹」。
虫さされみたいにぷくって腫れ上がったり、物理的刺激でなる場合はミミズ腫れみたいになるので、「赤くポツポツなるのが蕁麻疹でしょ?」て思ってると実際になっても蕁麻疹だと気づかずムヒ塗ってすまそうとするのが「蕁麻疹あるある」だったりします。大概かゆみを伴うため、なるとすぐわかるし、掻くと広がり大陸ができあがる(鬱)。湿疹と違い、放っておけば数時間で跡形も無く消え跡も残らないが、掻くと拡張するので、アレルギー薬でかゆみを止めるのが肝心。私はいつもザイザルで治しちゃうけど、市販のアレグラはどうなんだろう。試したことはない。
蕁麻疹のメカニズムは↓こちらでわかりやすく解説されている。
尚、蕁麻疹は数時間で消えてしまうことが多いので、医者で薬を貰いたい人は必ず写真を撮っておくこと。湿疹は数日消えないので写真とらなくても大丈夫です。当日先生に患部を見せてください。
実はその昔、胃が痛くて「ガスター10」飲んだら胃痛には効かず蕁麻疹に効いて「何事?」と思い調べたら、普通に蕁麻疹の治療薬として処方されてる薬だったことが判明。「H2のHってヒスタミンのHだったのか! ヒスタミンをブロックしてくれる薬だから抗ヒスタミン薬としても使えるのか!」と感心した覚えあり。故にH2ブロッカーの胃薬も効く可能性があるので、「休日で医者が開いてない」「いま手元にガスター10しかない!」て人はダメ元で試してみて。
そういや、50才になったら帯状疱疹ワクチン打たないとな。体質的に絶対やばいと思う。
ただこれも副反応強いのか(そして効果の高い2回接種の不活化ワクチンは値段が恐ろしく高い)。まあ、頑張りますよ。