読み終わりました。謎解き終了。苛立つほどに不器用な人の話で、ネタバレして「そもそもあんたが!」って一言言いたい(笑)。一応、真相にたどり着いた人は9月30日までに新潮社に真相書いて送ると抽選で31名様に長江さんのサイン付「口外禁止認定書」が贈られるそうなので(帯参照。応募券ついてます)、それまで詳しいネタバレはしません。て、書くと9月30日すぎたら考察するのかい?って話だけど、「そもそもあんたが!」て文句は言いたいが考察はめんどいのでしないと思う。1回でわかるんだから、2回読んで「あ、ここに落ちてたのか」って各自で拾ってください。
とりあえず今回のテーマは「オカルト」です(意味は本文p129あたりに書いてあるので読んでください)。難易度的には前回の『出版禁止』が『放送禁止 劇場版 復讐執行人 密着68日間』だとしたら、『死刑囚の歌』は『放送禁止 劇場版 洗脳〜邪悪なる鉄のイメージ』ですかね。謎解きより、何がどこに散りばめられていたかを探して楽しむ感じに仕上がってます。「正直、和歌は自力で解かしてほしかったわ」「あれをネットに載っけるのはありなのか」とかいろいろ言いたいこともありますが、最後の章を読み終わったときに、若きあの人が目の前に立ち現れしみじみする感じは嫌いじゃないです(笑)。
- 作者: 長江俊和
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2018/08/22
- メディア: 単行本
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ちなみに「THE LAUGHING DEATH ROW INMATE」てサブタイトルがついてた。“笑う死刑囚”?
というわけで、この記事のタイトルに戻る↑。
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『出版禁止』読了! みんな、謎解きは全部読み終わってからにするんだよ