4/30(水)のテレビ番組

今年はじめに公開された武田梨奈ちゃん・田中泯さん出演の映画『祖谷物語-おくのひと-』に、等身大の人形を大量に作って家の周辺に飾ってるおばあさんが出てくるのね。ファンタジックで切ない、非常に映画的な設定だったため、てっきり映画のために美術さんが頑張って一体一体縫い上げたんだと端から信じて疑うことすらしなかったら、実在してたのか!
日本にもあった。村のいたるところに人形がいる徳島県「奥祖谷かかしの里」

等身大かつ一体一体、皆、姿が異なってることもあり、まるで「村から住人がいなくなると、その人にソックリな人形が一体増えて、無(亡)き主人の代わりを務めている」みたいに見えるんだよねえ。ちなみに、映画の中で、武田梨奈ちゃんが吹雪の山中を駆け回るシーンがあるんだけど、『かぐや姫の物語』観た後だったせいか、このシーンが実写映像ではなく高畑アニメに変換される病に冒されて困る。元々、〈祖谷(いや)〉という里が、平家の落人が身を隠してた場所ということもあり、梨奈ちゃんが平家のお姫様に扮する場面なども出てきて(これがまた美しい!)、物語の終盤、長い黒髪を振り乱して雪山を駆け回る梨奈ちゃんの映像がかぐや姫に実によく似てるの。いつか2本立てで上映してほしい。

ちなみに大阪のナナゲイでは5/17(土)より『祖谷物語』公開です。


水曜日。夕方4:55NHK「ゆうどきネットワーク」に阿部寛。夜9:56「水曜日のダウンタウン」に吉田豪松本人志の著書から様々な発言を検証)。「怒り新党」新3大は“気軽に飲めない驚きの○○”。「俺のダンディズム#3」は“靴”。

昼2:00-2:30
BS1『TOMORROW「映画が町にやってきた」』
“いま、被災した人々の“心の復興”の一助になると注目されているのが映画だ。映画鑑賞に人々は集い、泣き、笑い、現実からひととき解放され、時に夢や希望をもらう。こうした映画のチカラが見直され、多くの仮設住宅や小学校で巡回上映が行われてきた。津波で映画館を失った街では、映画によるコミュニティー再生への取り組みも始まっている。映画が“心の復興”にどう生かされているのか、モーリー・ロバートソンが取材する。”


夜8:00-8:43
NHKためしてガッテン「その金縛り、病気かも!?」』[怪]
“日本人の4割が体験する“金縛り”。Aさんは深夜に突然手足が動かなくなり声も出せない恐ろしい状態を経験。その正体を調べたら、実はわざわざ「金縛りを起こしやすくしてしまう」寝かたがあることが判明!またBさんは「リアルな重みを感じる」金縛りを何度も体験。そこには、多くの人が気づけないでいる“○○不足による病気”が隠れていたのだ!あなたの脳が上げている“悲鳴”に気づく秘策と、眠りの質改善のヒントを大公開!”
※私結構よく金縛りにあうんだけど(別に幽霊出て来ないので、それが金縛りだと気づくのに数年かかった)、金縛り中って割と息苦しいので、時折なにげにふと「呼吸って普段どうやってするんだっけ?」て疑問に思っちゃうのね。でもそう思った瞬間、ほんとに息の吸い方がわからなくなって呼吸できなくなるので(汗)、もし断りもなくブログの更新が途絶えたら「金縛り中に呼吸の仕方がわからなくなって謎の窒息死をとげたんだ」と思ってください。


そういや、いまTBSで放送中のドラマ『MOZU〜百舌の叫ぶ夜〜』ってWOWOWとTBSの共作なんだけど、「その割にWOWOWの方でいま特になにもやってないのはどういうこと?」と思ったら、既に製作が決まってるシーズン2はWOWOW放送なのか。続きが見たけりゃWOWOW入れと。