何十年とフジっ子だったテレビ中毒の私ですら、震災以降めざましテレビからEテレへとたびたびチャンネルを変えてしまうぐらい露骨な韓流押しをエスカレートさせてゆくフジテレビに対し、名指しで苦言を呈した結果、かつては沢尻エリカも所属していた“あの”スターダストを緊急解雇されることになった高岡蒼甫くん。事務所のホームページにあった公式サイトが削除されてしまったため、掲載されてた仕事予定を動向見守りも兼ねて転載しておきます。
公式サイト
今後の仕事予定
◇舞台「金閣寺 The Temple of the Golden Pavilion」(演出:宮本亜門)
“昭和25年7月2日に起こった金閣寺放火事件を題材に、生来の吃音から疎外感に悩まされ育った主人公・溝口(森田剛)、下肢に障害を抱えながらも不敵に溝口を挑発する柏木(高岡蒼甫)、溝口と寺の同朋で、明るさの裏で自死を選ぶ鶴川(大東俊介)の苦悩の姿を描いた三島由紀夫の代表作「金閣寺」の舞台化。”
<大阪凱旋公演>
日程:2012/01/19(木)〜22(日)
劇場:梅田芸術劇場メインホール
<東京凱旋公演>
日程:2012/01/27(金)〜02/12(日)
劇場:赤坂ACTシアター
◇映画「僕等がいた<前・後編>」(全国東宝系で2012年春より二部作連続公開)
“北海道(釧路・札幌)・東京を舞台に、純粋にして繊細な主人公・矢野元晴(生田斗真)と高橋七美(吉高由里子)の足かけ約10年にわたる壮大なラブストーリーを軸に、同級生の竹内匡史(高岡蒼甫)、山本有里(本仮屋ユイカ)との複雑な恋愛模様を、恋愛映画としては異例の【前・後篇】で製作。2011年5月クランクイン済。”
キョンジャだけでなくアンソンまで解雇だなんて『パッチギ!』観てるときに誰が予想しただろうか。新しく立ち上げたブログでコンクリ主演から始まった様々なバッシングについて赤裸々に語ってる高岡くん(こちら)。『さんかく』『ワラライフ!』とこのところ舞台挨拶で倒れつづけてた理由もようやくわかったけど、これからも役者を続けて欲しい身としては、周りの状況より本人にその意欲があるのかどうかの方が心配だったりします。
でまあ、いま一番気になるのは今回の一件で図らずも公になってしまった10月スタートの深夜ドラマのこと。この一報には小躍りした人も多いはず。
どうする主演ドラマ 困惑する高岡蒼甫関係者「事務所が間に入らないと…」
韓流ブームに偏向しているとフジテレビを批判して物議を醸していた俳優高岡蒼甫(29)が28日、所属先の大手芸能事務所「スターダストプロモーション」を退社した。
突然の発表に関係者は対応に追われた。10月に民放の深夜枠で控えている主演作は、映画監督の三池崇史氏が演出を担当する注目の連続ドラマ。まだ発表されていない作品でもあり、同事務所は出演について「未定としか言いようがない」とコメント。
テレビ局関係者は「事務所が間に入らないとさまざまな点で支障を来す。でも、いきなり降板させるのもおかしい。難しい判断になる」と困惑の色を浮かべていた。
『ケータイ捜査官7』以来となる三池監督連ドラ演出ですよ! やりそうな枠といえば、日テレ深夜枠のどれかか、MBS&TBSの深夜ドラマ(ドグちゃんとかウシジマくんとかやってた枠・・・ってドグちゃんは関東ではやらんかったわ)、テレ東の金曜深夜枠あたりか(え?テレ朝の金曜は?>あんま三池さんでやりそうなイメージがない)。高岡くんは三池作品に何度も出てるんでそれなりに理由があって主演に抜擢されてる(もしくは作品が選ばれてる)と思うんだよね。万が一降板になっても代わりに入ったスターダストの役者さんが比べられてかわいそうだし・・・。そういうわけで、どこのテレビ局さんか知りませんが、なんとか降板回避して続行してはもらえませんか? よろしくたのみます。
追記:解雇の経緯について報じた記事もあったので念のため捕獲。
(中略)関係者によると、高岡は舞台「金閣寺」のニューヨーク公演が24日に終わった後も現地に滞在。この日、事務所関係者が電話をかけ、波紋の大きさや他の所属タレントへの影響を説明したのに対し、高岡は「悪いことはしてない」と反論。話し合いは平行線に終わり契約解消が決まった。ツイッターでの発表はその直後だったという。
高岡は俳優を続ける意思で、フォロワー(読者)からの「自主退職なのか解雇なのか」という質問に「自分からは切り出してはいません」と明かしている。
しかし、今回の騒動で一番困惑してるのは亜門さんかもしれないね。「金閣寺」の前に手がけてた舞台が「太平洋序曲」でしょ? 絶対周りからなんか言われてるよ。