ハーゲンス博士の「BodyWorlds」と米国プレミア・エキシビション社「BODIES展」との関係

人体標本展に関しては、近年バッタモンがいろいろ出てまして、現在日本各地を巡業してる「人体の不思議展」はハーゲンス博士のとことは別物の後発展です。また、「中国の死刑囚の遺体を使ってるのでは?」という疑惑が持ち上がっているのはハーゲンス博士が主催する「BodyWorlds」ではなく米国プレミア・エキシビション社というとこが行ってる後発展「BODIES展(BODIES... The Exhibition)」の方です。プレミア社に関する報道は“Red Fox”さんが追ってくれてるので是非ご一読を。
特集「人体展と中国の人体闇市場」(@Red Fox)


「BODIES展」などの後発展に人体標本を供給してる大連医科大の隋鴻錦教授とハーゲンス博士との関係は↓こちらを参照されたし。
【人体展と中国の人体闇市場7】大連のプラスティネーション死体企業の調査(@Red Fox)
隋教授はハーゲンス博士からプラスティネーション(人体標本)技術を学び、大連にハーゲンスの標本工場を誘致した人物だそうですが、処刑痕のある身元の怪しい遺体を入手しだしたり、ハーゲンス博士に無断で標本販売したりでトラブルになり袂をわかったようです。


ハーゲンス博士とプレミア社の対立についてはこれから貼るyoutube動画(RedFoxさんがUP)に直接アクセスすると説明欄に詳しいことが載ってます。動画はNYタイムズの記者がハーゲンスが所有する大連の標本製造工場に取材にいったときのものだそうです。グロいのが苦手な方と「今日の夕食はケンタッキーだよ!」という方はお気をつけください(※サムネイルが既にアレなのでお気をつけて)。
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大連の死体工場の調査 (NYタイムズ)

youtubeの動画説明より抜粋「プラスティネーション人体展に展示されている中国人の死体の出所が世界的に怪しまれ出­した2006年、ニューヨークタイムズのデビッド・バーボザ記者が大連のハーゲンス生­物プラスティネーション社で行った取材のビデオ。」)