今監督の訃報が走り回ってたときに「実はもうひとり…」と噂になってた大物ってやはりそうだったのか。
NHK人形劇「三国志」などを手がけた日本を代表する人形アニメーション作家、川本喜八郎(かわもと・きはちろう)さんが23日、肺炎のため死去した。85歳。通夜、葬儀・告別式は親族者で済ませた。喪主は非公表。後日「しのぶ会」を開く予定。(以下略)
去年放送された『カウントダウン!新・三銃士』が最後の勇姿になるのかな。NHKさん、追悼特集期待しております(しないとかは許されない)。できれば最期の長編作となった『死者の書』も一緒に放送してくれると嬉しい。川本さんが“人形による表現の集大成”として挑んだ作品だし、『三国志』等のイメージで見てると「川本喜八郎もこんな撮り方するのか!」と驚きますから。
川本喜八郎館長 逝去のお知らせ(@飯田市川本喜八郎人形美術館)
川本喜八郎 Official Web Site
そういえば、今年で69歳になる宮崎駿監督が「Cut」の2万字インタビューで「『紅の豚』の続編をフッて作れたら幸せだけど、それはもう道楽だから。諦めて、もっと前を見てる少年像を描こうと思ってる。主人公は女の子だけど」と語ってるらしい。「前を見てる少年像を描こう」と思ってくれたことはすごく嬉しいけど、ただでさえアニメーションは実写に比べ作るのに時間がかかるわけですよ。今監督だって『夢見る機械』作るって言ってから何年経ってることか。70歳過ぎたらもうあとどんだけ撮れるかわかんないんだし、自分へのご褒美も兼ね気力体力あるうちに好きなもん作れよと、作らせてやれよと思う。