上下巻あわせて1.5kg!読むだけで筋トレできちゃうあの『屍鬼』がアニメ化だってええええ?!

yahoo!のトップニュースに「GACKTがアニメ「屍鬼」で声優初レギュラー」って出てたんですよ。最初は普通に私の知らん既存マンガのアニメ化かと思ってスルーしてたんだけど、なにげにクリックしてビックリ! どこの屍鬼かと思ったら小野不由美の『屍鬼だと!? しかもノイタミナだと!? それは聞き捨てならない。


かつて私にも小説をよく読んでた時期がありました。そのとき購入しいまだ傍に置いてる小野不由美のホラー小説『屍鬼』。
 
見ての通り上下あわせてその重さ約1.5キログラム。鞄に忍ばせ通勤途中に読める重さではありません(ちなみに比較のため横に置いてるピンク色は「ドグラマグラ」の単行本です)。

屍鬼(一) (新潮文庫)

屍鬼(一) (新潮文庫)

現在は新潮文庫から全5巻にわかれて出ているらしく、これならビルの屋上から投げ落としても大丈夫そうですね。


ここ数年読み返してないので細かいことはすっかり忘れてるんだけど、この小説はね、すごい面白かったんです。登場人物が非常に多く、それでいて上巻500頁たっぷり使ってひとりひとり丹念に人物像を描き上げており、数十人という大人数を読者にとってかけがえのないキャラクターにしたてあげた上で次々と理不尽な理由でほぼ皆殺しにしてゆくという…。やるせない死が延々と続くバトルロワイヤル小説。それをアニメ化するんだからただごとではない。


ところが、どうもよくよく記事を読むと、小説版『屍鬼』のアニメ化ではなく、『屍鬼』を元に制作されたコミック版のアニメ化ということで、絵柄もイメージした感じよりだいぶ子供向けだし、かなり原作小説とは趣が異なる予感。

屍鬼 1 (ジャンプコミックス)

屍鬼 1 (ジャンプコミックス)


公式サイトで予告も見れるけど、、、うーん。
アニメ「屍鬼」公式サイト


まあ、とりあえず見てみますけど、どうだろうなあ。放送は7月から(2クール全22話)。尚、ノイタミナ枠は4月から1時間に拡大され、『屍鬼』は実写版『もやしもん』と2本立てで放送されるそうです。