『SHIROH《映像版》』まもなく公開(8/20〜9/9まで)

昨年、7万人を動員した劇団☆新感線のロックミュージカル「SHIROH」。これをシネスコ、ハイビジョン撮影、5.1CHサラウンドで完全映像化したゲキ×シネ第三弾『SHIROH《映像版》』が今週末よりシネクイントにて上映される(3週間限定)。舞台をテレビで放映することはよくあるけれど、映画館で見せようってのは珍しい。迫力ある舞台はTVより映画館でってことでしょうか。ちなみに第一弾、第二弾も同じ劇団☆新感線『髑髏城の七人〜アカドクロ』古田新太 主演)と『髑髏城の七人〜アオドクロ』市川染五郎 主演)だったとか(ということは第四弾も…)。チケットの料金ならびに購入方法が普通の映画とは異なるので、観にいかれる方はご注意を。詳しくはこちらを参照されたし。尚、特別興行につき、シネクイントの割引制度は対象外です。

『SHIROH《映像版》』 8/20(土)〜9/9(金)まで


【演出】いのうえひでのり【作】中島かずき
【出演】中川晃教/上川隆也/高橋由美子/杏子/大塚ちひろ/橋本じゅん/植本潤/吉野圭吾/泉見洋平/栗根まこと/秋山菜津子/高田聖子/池田成志/江守徹
197min/2005年
□上映館:渋谷シネクイント


一人は、神の声を持ちながら人々のために歌うことを知らず、
一人は、神の声を失いながら人々を導こうとした。
二人のSHIROHが出会うとき、三万七千人の叫びは神の声となる。


【STORY】時は、三代将軍徳川家光の治世。処は、九州は天草・島原。飢饉と重税に苦しむ農民は、迫害されながらもキリシタン信仰を続け、武士達の拷問から救い出してくれる「天の御子」の出現を待ち望んでいた。その頃、天草と島原に二人のSHIROHという男がいた。一人は、島原の益田四郎時貞(上川隆也)。幼い頃から不思議な力を宿すも、ある事件をきっかけにその力を失っていた。しかし彼は、聖人と慕ってくる農民たちのために反乱を起す決意を固める。もう一人は、貿易船の残骸の中で父の遺した宝を守り続ける、天草のシロー(中川晃教)。彼の歌には人の心を操る不思議な力があった……。