エロス番長『片目だけの恋』『ラブキルキル』まもなく公開(8/28〜9/3まで)

現在上映中の『ユダ』『ともしび』に代わり、映画番長シリーズ第2弾「エロス番長」の残り2作が今週末から上映開始となる。直接対決となるのは、ピンク映画界の巨匠・渡辺護監督『片目だけの恋』vs長編初監督となる西村晋也監督『ラブ キル キル』。今回の上映も期間は1週間と短いため、お見逃しなく。尚、これにより現在上映中の『ユダ』『ともしび』の上映は一端終了となるので、まだ観てない方はお早めに!(※スケジュールが合わないという方は、9月11日(土)から24日(金)まで『ユダ』『ともしび』『片目だけの恋』『ラブキルキル』の順でレイトショーが決定してますのでそちらでどうぞ。劇場で行われてる人気投票結果は最終日の24日に発表されます。)


エロス番長『片目だけの恋』『ラブキルキル』 8/28(土)〜9/3(金)まで(9/18〜9/24までレイトショー)
□上映館:ユーロスペース


『片目だけの恋』(特別招待作品)
【監督】渡辺護【脚本】井川耕一郎【撮影】鈴木史郎【音楽】Lake side+
【出演】小田切理紗/田谷淳/里見瑶子/下元史朗
88min/DV/ビスタサイズ/2004年
“12年前に母を亡くし、父(下元史朗)と二人暮らしの女子高生・遠山ユカ(小田切理紗)には、心に秘めた恋人がいた。それは従姉妹である理恵子(里見瑶子)の夫で、大学講師をしている井上(田谷淳)だった。ユカがまだ9歳のころ、理恵子が井上と叔父であるユカの父のもとを訪れたとき、幼いユカ(黒川紗良=子役)は、その姿をひと目見て恋に落ちた。叶わぬ思いに心を痛めながら、16歳になるまで秘密を守り通してきたユカ。しかし、偶然にも井上夫婦が近くに引っ越してきたことから、ユカの心中に愛する人を自分だけのものにしたいという欲望が燃え上がる! 身体は大人、けれど心はまだ子供、そんな少女の危うい行動に戸惑う大人たち。父や井上の心配をよそに思いをエスカレートさせるユカは、やがて大人になるためのエロチックな儀式を思いつくのだった……。”


『ラブキルキル』
【監督・脚本】西村晋也【撮影】鈴木一博【音楽】KUKNACKE
【出演】津田寛治/愛葉るび/街田しおん/松田祥一
91min/DV/ビスタサイズ/2004年
“太平洋に面した館川市は、寂れたドライブインや商店街、スクラップ置き場などが点在する不景気なリゾート都市。この街のハローワーク職員、皆川聡(津田寛治)は、一見生真面目そうに見えるが、実は恋人のいない、洋ものピンク映画オタク。トモダチは、ポルノショップで知り合ったナオ(愛葉るび)というヘンな女の子だけ。そんな聡がある日、求職相談にやってきた美女、前嶋サユリ(街田しおん)に一目惚れ。サユリは一戸建ての屋敷に弟の耕(松田祥一)と二人っきりで住んでいる謎の女。なんとか交際のキッカケを作ろうと考えた聡は、サユリの身辺を探るためにナオをスパイとして送り込む。しかし、なんという運命のいたずらか、ナオまでがサユリに恋してしまったからややこしい! やがて聡とナオは、サユリを巡って激しい三角関係の火花を散らす。最後に笑うのはいったい……!?”


8/28(土)は両作とも初日舞台挨拶あり。ゲストは以下を予定。
 『ラブキルキル』(12:15の回上映前)・・・渡辺護監督、小田切理沙、田谷淳、下元史朗、井川耕一郎(脚本)
 『片目だけの恋』(16:45の回上映前)・・・西村晋也監督、愛葉るび街田しおん松田祥一


また、トークショーも予定されている。
 8/29(日) ※16:45の回『ラブキルキル』上映後
 ゲスト:瀬々敬久×吉田良子×西村晋也×佐藤有記(脚本)
 8/30(月) ※19:00の回『ラブキルキル』上映後
 ゲスト:西村晋也×轟夕起夫(ライター)


ひとつ心配なのが、8/29(日)のトークショー、このメンツだと瀬々監督がホスト役になるわけで、うまく話がまわせるのかどうか・・・。各人のがんばりに期待したい。


尚、『片目だけの恋』は私設応援サイトがあります。情報はこちらが一番早いので、観に行かれる方はBBS等をチェックされたし! 特に渡辺護監督、小田切理沙ファンはコラム、インタビュー等の掲載もあるので必見です。
私設応援サイト http://www.nona.dti.ne.jp/%7Eaaa/index.html


※映画番長シリーズに関するまとめ記事はこちら(id:eichi44:20040307:p2)


【関連サイト】
「映画番長」公式サイト
イメージリングス制作の「エロス番長」サイト(※こちらにも写真あり)