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人気俳優・浅野忠信(30)、成宮寛貴(21)、松田龍平(21)が江戸川乱歩の短編小説4本を原作にしたオムニバス映画「乱歩地獄」(来年公開)でトリプル主演することが11日、分かった。
−中略−
映画「殺し屋1」「blue」の宮崎大プロデューサーが「盲獣」(増村保造監督)に影響を受け、映画化を企画。乱歩の短編の魅力を濃密に出すにはオムニバスが最適と考え、「鏡」と「彼岸」をキーワードに作品を選んだ。「火星の運河」は幻想的な悪夢譚(たん)、「鏡地獄」は鏡に魅了された男の狂気を、「芋虫」は人間に潜む獣性の醜さと怖さを、「蟲(むし)」は地獄の恋を描く。−中略−
浅野は「火星の運河」「蟲」の2編で主演するほか、成宮主演の「鏡地獄」、松田主演の「芋虫」では明智小五郎役に挑む。監督陣も個性派ぞろいだ。乱歩原作の「D坂の殺人事件」(97年)以来、7年ぶりの映画復帰となる実相寺昭雄監督のほか、“ピンク映画界の四天王”佐藤寿保監督、ラルク・アン・シエル、ケミストリーらのミュージッククリップやドラマ「私立探偵 濱マイク」などを手がけた竹内スグル氏、カリスマ漫画家・カネコアツシ氏がともに初監督に挑戦する。
ついに来てしまった『芋虫』の映画化。乱歩作品ではもっとも好き!といっていいぐらいの作品。でも、あの旦那さんを松田龍平ってのは不安。念願ではあるけど正直不安。もちろん佐藤寿保が『芋虫』だよね?(追記:急いでたんで記事ちゃんと読んでなかった。やはり佐藤寿保だ!そして旦那さんは大森南朋だ! やばい、ちょっと興奮してきた。麿赤児遺伝子がここで炸裂することになろうとは…)
しかし、
これまでの乱歩映画とはひと味違うディープでポップ、おしゃれな作品となりそうだ。
ってのは聞きづてならん。「蟲」なのにポップでおしゃれ、実相寺昭雄なのにポップでおしゃれ・・・想像つかん、というか、、、イヤ。
6月クランクインで、来年3月完成、同年中に公開予定だそうで、配給はアルバトロス・フィルム。間違いなく単館上映。実相寺監督は『鏡地獄』か…。『蟲』の方が良かったな。『芋虫』の映画化なんて、これが最初で最後かもしれない。佐藤寿保、一人でやりすぎて!