『犬と歩けば　チロリとタムラ』まもなく公開（5/1〜6/4まで）

『刑事まつり』のプロデューサーとしてもお馴染み篠崎誠監督の新作『犬と歩けば　チロリとタムラ』が今週末から公開される。一匹の捨て犬が、行き場を失った一人の男と共に、病院や福祉施設でお年寄りや病気の人々を癒す“セラピードッグ”へと成長してゆく物語。原作・脚本は『のんきな姉さん』の七里圭監督。盲導犬を主人公にした『クイール』に続き、こちらもヒットとなるかどうか。それにしても、このキャスティング・センスはどういうことなのだろう。『隣人１３号』といい映画づいてる吉村由美だけじゃなく、スネオヘアーまで出てるとは。ミュージシャンであり、セラピードッグの第一人者でもある大木トオルの人脈が成せる技なのか？

『犬と歩けば　チロリとタムラ』　5/1（土）〜6/4（金）まで（5/22からモーニングショー、シネパトスでは5/21まで）

【監督】篠崎誠【原作・脚本】七里圭【撮影】米田実【編集】樋口泰人
【出演】田中直樹/りょう/チロリ/ピース/大木トオル/藤田陽子/片桐仁（ラーメンズ）/吉村由美（PUFFY）/スネオヘアー/唯野未歩子/寺島進/嶋田久作
107min/ビスタサイズ/HD/2004年
□上映館：新宿武蔵野館／銀座シネパトス

【STORY】就職先を探しているフリーターの岡村靖幸（田中直樹）。一緒に住んでた彼女（りょう）は、末期ガンを宣告された母親と、引きこもりの妹の面倒を見るために仕事を辞めて里帰り。行き場所もなく途方にくれていたその時、靖幸は以前コンビニ前で出会った犬（ピース）と再会する。ふと小学校の同級生を思い出した靖幸は、その犬にタムラと名付け、共に行動しだす。ある日、偶然セラピー犬の存在を知った靖幸は、訓練所を訪ね、住み込みでタムラを訓練することに……。

主人公の名前が“岡村靖幸”って、七里監督、もしかして“岡村好き”？（笑）　
編集が樋口泰人ってなってるんだけど、こっちは単なる同姓同名だよな…たぶん。

初日舞台挨拶あり。銀座シネパトスは10：30の回終了後、新宿武蔵野館は11：50の回終了後。ゲストは田中直樹、りょう、藤田陽子、チロリ、ピース、大木トオル、篠崎誠監督他を予定。