『ぼくは怖くない』を観た(@新宿テアトルタイムズスクエア)

もう何も言うこと無い。ほんとは「おいおい、おまえら。観に行け観に行けって言うから観に行ったのに、言うほどたいしたこと無いじゃん」って言うつもりだったんだけど、最後の最後に喪黒腹造が現れて「どーーーーーん!」てやられた。瞬間、涙ががーーーーって溢れて、全てが吹っ飛び放心状態。スタッフロールが思いのほか短くて、焦りながらもなんとか気持ちを落ち着け、暗闇の中いそいそとハンケチで涙押さえ、「泣いてませんよ、あてくし」って振りして劇場あとにしてきたんだけど、この後観る予定だった『きょうのできごと*1観ずに帰って来ちゃった。だって、そんな気分になれないんだもん。この、なんだ、この気持ちを誰か代わりにまとめてくれ! 新宿テアトルタイムズスクエアでの公開は4/30(金)までなのだ! 5/1(土)〜5/14(金)までは銀座テアトルシネマでの上映になっちゃうから、そっちへ観に行ってなのだ! 

『ぼくは怖くない』 3/20(土)〜5/14(金)まで


【監督】ガブリエーレ・サルヴァトーレス【脚本】ニコロ・アンマニーティ(原作「ぼくは怖くない」ハヤカワepi文庫)【音楽】エツィオ・ボッソ【配給】アルバトロス・フィルム
【出演】ジュゼッペ・クリスティアーノ、マッチア・ディ・ピエッロ、アイタナ・サン チェス=ギヨン、ディーノ・アッブレーシャ、ディエゴ・アバンタントゥオーノ
109min/イタリア/2003年
□上映館:新宿テアトル・タイムズスクエア(〜4/30まで)/銀座テアトルシネマ(5/1〜5/14まで)


【STORY】1978年の夏休み、南イタリアで暮らす10歳のミケーレはある日、廃屋の裏に不自然にふさがれた穴を見つける。中には鎖につながれ薄汚れた金髪の少年が横たわっていた。最初こそ仰天して逃げ出したミケーレだが、痩せぎすの少年を不憫に思い、水や食料を差し入れ始める。次第に打ち解けだす囚われの少年。二人は友情を育んでいった。彼は何故こんなとこにいるのか。大人たちの会話からその真相を知った時、ミケーレは…。

ぼくは怖くない [DVD]

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落ち着いたら、感想書きます(ウソ)。頭の中吹っ飛んじゃって、なんにも言葉が思い浮かばない…(汗)。客は7割方入ってて、ほとんど女性。音楽もすげー良かった。バイオリンの音がイライラする。ファンタジーやね。サスペンスやね。そしてラストは「どーーーーん!」よ。演出上手すぎ。いや、なんかラストの衝撃に騙されてるだけのような気がしないでもない>自分。

*1:なんか5/8あたりで終わるかレイトショーに代わりそうなんだよなあ。来週こそは観に行かねばヤバイ。