帯状疱疹ワクチン(シングリックス)接種完了

昨年、生まれて始めて角膜炎に罹ったのと、夏に新型コロナに罹った際、10年ぶりぐらいに口唇ヘルペスが出来たのにビビって、助成もスタートしたことだしと帯状疱疹ワクチン(高い方のシングリックス筋注用)を接種。昨日2回目の接種が完了しました。



副反応については、ぶっちゃけ、新型コロナワクチン1回目よりシングリックス1回目の方がきつかったです。


新型コロナワクチンの場合「腕の痛み」「37℃台の発熱」「頭痛(発熱による頭痛&腕の痛みからの緊張性頭痛)」が主な副反応で、接種から18時間経過後ぐらいから発熱が始まり、アセトアミノフェンで解熱、ロキソニンで腕の痛みと頭痛を抑えるといった感じで、悪寒がしたら体を温め、汗をかき始めたら体を冷やすなどして体力の消耗を速やかに抑えた結果、倦怠感はなく食事ももりもりとることができました。


一方、シングリックスの方はといえば、「腕の痛み」「38℃近い発熱」「頭痛(発熱による頭痛&腕の痛みからの緊張性頭痛)」に「胃の不快感」が加わり、これが地味にきつかった。接種から12時間ぐらいで発熱が始まり(新型コロナワクチンより熱の出るタイミングが早い)、アセトアミノフェンで解熱、ロキソニンで腕の痛みと頭痛を抑えるところまでは同じだったが、発熱後の最初の食事以降「胃の不快感」がとれず、長時間食事が取れなかったことからくる胃酸過多、ゲップ、逆流性食道炎、そこから吐き気に移行し、最終的に倦怠感も加わることに。「新型コロナに罹り38.8℃の熱が出たときですら倦怠感なんて出なかったのに、何が原因なんだ?」「座ってると大丈夫だが、立つと吐き気がする。これは一体なんだ? 起立性調節障害か?」と頭を巡らし、倦怠感(エネルギー不足)を生み出す三大要素である「自律神経の乱れ、酸素不足、栄養不足」を補うべく、アネロン飲んで自律神経の乱れを整え、片方の鼻が詰まってたので鼻うがいして鼻の通りを良くした状態で意識的に深呼吸を行い、アミノバイタルを3本飲んで栄養補給したら倦怠感は治った。追加で大正漢方胃腸薬を服用し、胃の不快感が消えたあたりでやっと食事にありつけた感じ。


ただしこの1回目に出た「胃の不快感」は逆流性食道炎持ちなのに冷やし焼き芋にはまっていたせいもあるかと思い(冷えた焼き芋は消化に時間がかかり胃酸過多となって食道への逆流を促進させるため)、2回目は食事に気をつけたんだけど、やっぱり発熱後最初の食事で「胃の不快感」が生じたため、「冷やし焼き芋のせいではなくワクチンの副反応なんだ」と悟り、速攻アネロンと大正漢方胃腸薬飲んで対処。通常通り食事がとれたため、2回目はアミノバイタルに頼らなくても倦怠感は起きませんでした。



というわけで、胃に自信のない人は、シングリックス打つ際はお気をつけて。
(私の個人的感覚だけではなく、元からシングリックスの主な副反応の中に「胃腸症状(吐き気、嘔吐、下痢、腹痛)」も含まれてます)


そういえば、「シングリックスが群発頭痛に効く」って話が出ていたけど、残念ながら緊張性頭痛にはまったく効きませんでした。そんな上手くはいかないか。ただし、1回目打って以降、汗疱が全然出なくなったので、偶然でなければ嬉しい・・・が、そんな研究論文は一切見つからないので誰かの研究をお待ちしております。




ちなみに、吐き気どめにはナウゼリンていう薬があるんだけど、市販では売ってないので、乗り物酔い人間の方は常備薬アネロンで代用が可能だということをお忘れなく。

マレイン酸フェニラミン:嘔吐中枢の興奮を抑え、吐き気・めまいなどの症状をしずめる。
アミノ安息香酸エチル:胃に直接作用して吐き気をおさえる。
スコポラミン臭化水素酸塩水和物:自律神経の興奮を抑え、吐き気・めまいなどの症状をしずめる。


個人的に胃腸薬は昔から↓これが一番効く。芍薬甘草湯も常備してるけどね(よく身体中がつるので)。

安中散:本来の胃の働きを取り戻す
芍薬甘草湯:胃の緊張をほぐす


帯状疱疹ワクチンで市の助成が使えるのは1回だけらしい。そのために引っ越すのも馬鹿らしいので、10年後にはもうちょっと安くなってないかなあ。