CT用の造影剤って何者?

造影剤CTを初めて撮ったんだけど、何あのクスリ、すごいな。静脈から造影剤を入れる直前、「喉元から下が徐々にあったかくなります」て言われて「いや逆に喉元冷たくなってきたけど」と思った直後、喉元から股間→つま先へ、ぐわあああと熱が伝わってぽっかぽか。どういう原理? 腕から入れたのになんで喉から暖かくなるの? 


「水分とってくださいね」と言われたので水をたくさん飲みつつ、昼食。天気が良いからちょっと散歩してたら、なんだかもう倦怠感が酷くて「ヨード造影剤 中和」で検索。「ヨード造影剤は投与後24時間で投与量の約95%~99%が腎臓から尿として体外に排出」と書かれてあったので、「事前検診で『腎臓に問題はなさそうですね』て言われたのはそのためか」「それで『水分多めにとって』て言われたのか」「だからオレンジジュースがこんなに飲みたいのか」といろいろ納得(オレンジジュース飲むとめっちゃトイレに行きたくなるのよ)。早めに帰宅して水と粒たっぷりオレンジジュースを1本飲んでトイレ行きまくって寝たら調子良くなった。


ヨード造影剤の副作用として「頭痛、吐き気、かゆみ、蕁麻疹が出るかも」ということだったけど、吐き気はなし。かゆみは若干。頭痛は出たけど緊張性頭痛なので副反応なのか肩こり頭痛なのかわからん(とりあえずアセトアミノフェン飲んだら治った)。このまま蕁麻疹が出ないことを祈る。というか蕁麻疹出ても、天気良かったから紫外線アレルギーなのか造影剤アレルギーなのか区別つかん。


「遅発型の場合、検査終了後、数時間から1週間以内に副作用が出る」とあるのでとりあえず1週間は様子見。

追記

肝嚢胞・肝血管腫疑いでCTの造影検査を受けたんだけど、検査結果は「肝嚢胞および肝血管腫」で間違いないとのことでした(嚢胞は生まれつきらしく、どちらも医学的には良性の扱い)。肝血管腫疑いで造影CTを受けるのは、肝細胞がんの可能性が無きにしも非ずだからなんだけど、造影結果からどのように肝臓がんと肝血管腫を見極めているのかを説明しているサイトがあった。
造影剤投与後、疑いのある患部に造影剤がどの程度の速度で浸潤していくかを見ている模様(肝細胞がんは早く、血管腫は緩やか)。だから何回も写真撮ってたのか。


↓こちらは肝嚢胞・肝血管腫のエコー映像。

脂肪肝のCT画像(造影剤なし)はこちら。脂肪部分が黒く写る。