『時計じかけのオレンジ』の“アレックスとおかん”を山崎邦正&松っちゃんで再現してほしい

何週間か前に「午前十時の映画祭」枠で上映されてた『時計じかけのオレンジ』を観に行ったのですよ。すごく久しぶりだったせいか、更生後のアレックス(主人公)の生活があんなに長かったことを忘れてたぐらい。んで、見ていたら、時折アレックスのコスプレした山崎邦正がフラッシュバックしてくるんで、「あれ? ガキ使で扮装したことあったっけ?」とネットで「邦正 時計じかけのオレンジ」で検索しても、「山ちゃんがピアノを習うきっかけとなったのが『時計じかけのオレンジ』の「雨に唄えば」のシーン」て情報しか出てこない。うーん、いったい何の記憶と混同してるんだろう。まあいいや。

(※閲覧注意)


実はワンシーンだけどうしても「ガキ使」でパロってほしいシーンがあるんです。


映画の後半で、更生したアレックスが実家に戻ってくると、知らない男が居候しており、アレックスと両親と居候の男の4人で今後の生活について話し合うシーンがあるんだけど、居候の男はアレックスの居ぬ間に彼の部屋に住み込み、まるで息子のように振る舞っては、兄のようにアレックスに説教してくるわけ。両親もまんざらではないらしく、せっかくまともな人間に生まれ変わって帰ってきたアレックスに対し「なんでおまえいまさら帰って来ちゃったの(困惑)。もう新しい息子がいるからおまえの居場所なんてないんだけど」的な雰囲気を醸し出しながら接してくるんだけど、そのやりとりが完全に松っちゃんのコントなんです。母親なんて“おばちゃん”を通りこしてもはや“お婆ちゃん”なのに、何故か黄色のド派手なヅラを被り、赤いミニスカワンピースで登場。それについての説明は一切ない。訳がわからない。ただただシュール。


口で説明してもわからないと思うので、実際の映像をどうぞ↓(右からおかん、居候の男、アレックス、おとん)。

絶対、松っちゃん、アレックスのおかんにインスパイアされてる。


ちなみにこの映画の監督は巨匠スタンリー・キューブリックです。おかんのインパクトが強すぎて一瞬忘れかけたと思うので念のため書いておきます。


アレックス=邦正、おかん=松っちゃん、おとん=誰か(板尾?)、居候の男=誰か(田中?)て配役で1回でいいからパロディコントしてください。お願いします。ほんと1回でいいの。


【関連過去記事】
(※『グロテスク』の拷問シーンは観た人なら通じると思うけど、完全に「ビートたけしたけし軍団のガンバルマン」です。)