『狼煙が呼ぶ』まもなく公開(9/20~上映開始)

『狼煙が呼ぶ』 9/20(金)~


【監督・脚本】豊田利晃【撮影】笠松則通【音楽】切腹ピストルズ
【出演】渋川清彦/中村達也/伊藤雄和/仲野茂/村上正人/切腹ピストルズ/MIU/高良健吾/松田龍平/浅野忠信
16min/2019年
□上映館:渋谷ユーロスペースアップリンク吉祥寺(9/26まで)/シネマート新宿(10/4(金)〜10/10(木) 上映まで)


少女が家の蔵で見つけた拳銃は、神社に集まった男たちが知っていた・・・


【STORY】現代、家の蔵の中で古びた拳銃を見つける少女。それを手にし、過去に思いをはせるところから物語は始まる。そしてその拳銃を巡り、過去の因果が蘇ってくる…。果たしてそこにはどんな物語があったのか。


豊田利晃 (@toyodatoshiaki) | Twitter

2019年4月18日、拳銃の不法所持で豊田監督が逮捕されました。薬物関係の捜査中に拳銃が見つかって逮捕との一報で非常に驚きましたが、薬物については直前に撮ってたドキュメンタリー映画の出演者が大麻で捕まり、関係先のひとつとして家宅捜査を受けていただけだということが判明。また拳銃所持については、祖父が戦時中に携帯していた形見の拳銃を亡くなった父から受け継いだものであり、既に錆び付いて使えなくなってること、また拳銃を所持するに至る経緯を実兄が証言してくれたことが決め手となり、4月26日に釈放。5月23日付けで不起訴処分となりました。監督インタビューを読むと、祖父の遺品であることはその場で警察官に伝え、まさか逮捕はされないだろうと思ったが、連行された警察署には既にテレビクルーがたくさん待ち構えており、結果的に9日間留置。最終的に不起訴処分となったが、形見の拳銃はいまだ返却されず…。そのことに対する釈然としない気持ちを映画にし自らの意志表明としたのが本作『狼煙が呼ぶ』です。


予告編


逮捕から釈放、映画制作に至るまでの経緯の他、将棋のプロを目指し奨励会に入会した幼少期から映画監督になるまでの経緯などを語ったとても読み応えのあるインタビューです。


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