備忘録(消化の流れ、クスリの服用と消化器官への影響)

そのうちちゃんとまとめるけど先出し。記事へのリンクと内容要約(※印は独り言)。なんかカテゴリー名考えねば。

消化の流れ

消化器官「消化管と消化腺」 / 中学理科 by かたくり工務店 |マナペディア|
↑「消化器官」とは、「消化管(口→食道→胃→十二指腸→小腸→大腸→肛門)」と、消化液を生成し消化管に送り込む「消化腺(胆のう・すい臓等)」からなる。
消化器(しょうかき)の勉強をしよう。
↑消化の流れ、栄養素別に消化・吸収の部位、時間をわかりやすく図解説明してるサイト。
食物が吸収される部位:胃(アルコール・薬)、小腸(経口摂取した水の大部分・ほとんどの栄養素)、大腸(残った水分)
胃の不思議|胃自身が消化されない理由 - 第一薬品工業株式会社
↑胃液は一回の食事で約500~700ml分泌される。胃液の主成分は殺菌を行う塩酸(HCI)、タンパク質分解酵素であるペプシン、胃液から胃壁の粘膜層を守る粘液、および水分で構成されており、蠕動運動により食物と胃液が混ざり合い、食物の消化と殺菌が行われる。
便の形成・体内から腸管への水分の移動|消化・吸収のメカニズム|排便のメカニズム|排便ケア|排泄ケア 実践編|排泄ケアナビ
↑口から入った食物は胃の中に一定時間とどまり、強い酸性の胃液と混ざり粥状になって十二指腸へと送られる。十二指腸では胆のうから送り込まれたアルカリ性の胆汁とまざり胃酸を中和する。更にすい臓から膵液が送り込まれ栄養素への分解が進み、胃液・胆汁・膵液と共に小腸へ移動。消化器官から分泌される胃液・胆汁・すい液は1日に約6リットルと言われ、経口摂取した水分や唾液と合わさり、1日約9リットルの水分が小腸に送られ大部分がそこで吸収される。
(※リンク先には書いてないけど、十二指腸に脂肪が入ると胆のうから胆汁が放出され、アルカリ性の胆汁によって脂肪は乳化がすすみ、十二指腸に食べ物が入るとすい臓から放出されるすい液に含まれる脂肪分解酵素リパーゼに反応しやすい状態になります。すい液(これもアルカリ性で胃酸の中和作用がある)には、脂肪の他にタンパク質・でんぷんを分解する酵素も含まれている)
便の形成・体内から腸管への水分の移動(2)|消化・吸収のメカニズム|排便のメカニズム|排便ケア|排泄ケア 実践編|排泄ケアナビ
↑便の形と移動時間の図解説明。大腸の移動時間が早すぎると残った水分が大腸で吸収されないまま外に出るため下痢になる。逆に滞在時間が長すぎると水分が吸収されすぎてちぎれたコロコロの固い便となって排出される。

クスリの服用と消化器官への影響

「食前」「食間」「食後」など、薬によって飲むタイミングが違うのはなぜですか|薬のことまるわかり|エルメッド株式会社
↑「食後」とは食後30分以内のことで胃に食べ物が入ってる状態。「食間」とは食後2時間以降で胃の中に食べ物が入ってない状態。
(※すなわち、食べたものはだいたい食後2時間もすると胃から次の十二指腸へと移動している)
薬はどれぐらいの量の水で飲めばよいのでしょう|薬のことまるわかり|エルメッド株式会社
↑服用の際にコップ一杯(180〜200cc)程度が必要な理由は、薬は水と一緒に飲むことで胃の中で壊れて吸収されやすくなるのだが、水が少なすぎると薬が食道にへばりついて炎症を起こしたり、薬が壊れずに薬の効き目が遅くなったり低下したりする。尚、唾液だけで溶ける薬も、吸収される場所は「胃」なので、水を飲んで胃に落とし込む必要がある。
胃腸障害と薬の服用 | DRP
↑痛み止めと胃炎の関係。消炎鎮痛剤(非ステロイド性抗炎症薬)は痛みのもととなる物質を作り出す酵素シクロオキシゲナーゼ(COX)の働きを妨げて、解熱や鎮痛、抗炎症作用を発揮する薬。COXには痛みや炎症に関係するCOX-2だけでなく、胃粘膜を保護する物質を産生させるCOX-1も含まれており、COX-2の働きを抑えようとすると同時にCOX-1の働きも抑えてしまうため、胃が荒れやすくなってしまう。