12/2(日)のテレビ番組

公開中の映画『EDEN』の宣伝でK'sCinemaの前にドラッグクイーン姿の俳優・齋賀正和さんが立ってたら、道行く少女が「はっ!!!!」て顔して連れのお母さんに「あの人、あの人…」て耳打ちしだし、「え、誰?」てふり向こうとしたお母さんを「見ちゃダメ!」ってすごい剣幕で制してて笑った。ガン見しても大丈夫だったのに。きっと学校に行ったら友達にいいまくるんだろうな。いいもんみたね。そういや小学校の時、父親に連れられ「ネバー・エンディング・ストーリー」を観に初めて新宿に行ったら、アルタ前でテレビ中継中のとんねるずを見たの思い出した。あれが生まれて初めて見た芸能人だった。都会に行くとフツーに芸能人に会えるんだ、都会ってスゲエって思ったもんだよ。

Kabaちゃん似の人が齋賀さん(ちなみにヒゲづらオネエが高橋和也、アイドルチックな若い子が「神霊狩」の太郎くんや「黒子のバスケ」の黒子っちでお馴染み小野賢章)。羽原大介脚本なので期待は裏切りません。特に母親役の藤田弓子の芝居が素晴らしかった。オーディトリウム渋谷でも上映中。また、モーニングショーの『39窃盗団』も面白かった。発達・知的障害者の3人が窃盗団を結成ししかも実際のダウン症の素人さんがそれを演じているというブラックなコメディ。「おまえなら捕まっても39条に守られ罪にならない」という理由で空き巣を指南されるダウン症のキヨちゃんが、一生懸命頑張るんだけどなかなか上手いこと覚えられず失敗ばかりする姿をハラハラしながら応援(笑。ここらへんどこまでが台本でどこまでが実際のハプニングなのかわからないあたりがまたいい)。キヨちゃん役の青年が監督の実弟だけあって(8人兄弟の7番目らしい。監督が長男なのかな? 結構年齢離れてる)、監督が自身の目から見た弟の萌えポイントを余す所なく観客に伝えようとしているせいか、キヨちゃん、相当な萌えキャラと化してます。ただ、シビアな現実も盛り込んでるので(特に風呂場の自主練シーンは背筋凍る)、見てる間は楽しいんだけどふと立ち止まると暗澹としてくる側面も。こちらの上映は12/7(金)まで


日曜日。「ボクらの時代」に藤本敏史×土田晃之×魔裟斗、「MONSTERS #7」に水野美紀、「おしゃれイズム」に妖怪人間ベムトリオ、

夜6:30-6:58
テレビ朝日『奇跡の地球物語 星空の創造』
“進化するプラネタリウム 一人の日本人の想いが、いま世界のプラネタリウムを変えようとしている。 『本当の星空を描きたい』 そこに秘められた独自の技術とは?”


夜10:00-11:00
EテレETV特集「東京という夢 YASUJIと杉浦日向子」』
“7年前に亡くなった漫画家・杉浦日向子は、1988年に出版された漫画「YASUJI 東京」で、明治初期の浮世絵師・井上安治への思いを切々とつづっている。安治は25年という短い生涯の間に、百数十枚の江戸名所絵を残した。杉浦は、静かな安治の絵の向こう側に、破壊と刷新を繰り返してきた東京という土地の「夢」を幻視する。度重なる大火、明治の近代化、大震災、空襲そして焼け跡からの復興。東京を巡る幻想と思索の旅。”
出演:浜田信也,伊勢佳世


夜10:50-11:30
★BSプレミアム『輝く女「綾瀬はるか」(前編)』
“今をときめく女優・綾瀬はるかに長期密着したドキュメンタリーの前編。6月にクランクインした黒沢清監督のミステリー仕立ての映画で佐藤健と初共演。現場で見たものは、トップ女優でありながら決して飾らず、自然体で誰の心にもスッと入って仲良くなる明るい“綾瀬はるか”。しかし、デビューしたころは、本来の自分を出せずに悩んだ時期があったという。彼女らしい明るさをどのように取り戻したのか。綾瀬が、その心の内を語る。”
※黒沢映画、すっかり忘れてた。


深夜1:20-1:50
TBS『報道の魂[字]「旅立った母〜『自死遺族』になった父と私〜」』
“1年前、記者に届いた電話は母親の突然の死を知らせるものだった。うつ病の末に自ら命を絶ったという。ただあ然としていた記者は、しばらくしてカメラを手に取ることに思いが至る。そこに映るのは、時に笑い時に涙しながら悲しみを乗り越えようとする父親の姿だった。「番組にしたい」と思うようになる。しかし肉親の自死を人に明かすことを父親は許すのか。迷いを振り払ったのは同じ年に起きた東日本大震災被災地の姿だった。”