先日のNHK「テレビの、これから」について

うっかりしてた。「水曜どうでしょう」公式サイトの藤やん(orうれしー)による「本日の日記」って過去ログ読めないんだね。だったらもっと早く紹介しておけばよかったよ。


前日放送されたNHK「テレビの、これから」に“ヒゲ”の藤村Dが出演しました。放送後にその感想を綴ってくれてたんだけど、残念ながらもう読めないんだわ(報せるの遅くてゴメンネ)。最新の日記(3月30日)にて追加の補足説明が載ってるので、気になる方は早いとこ見ちゃってください(明日には消えてると思う)。
本日の日記(@水曜どうでしょう official website)
ちなみにね、『相棒』の松本Pとは高校時代のラグビー部の先輩後輩という間柄だったらしいよ。でも松本Pは「どうでしょう」の藤村くんが高校の後輩の藤村くんだとは全然知らなくて、この番組で再会して初めて知ったそうです(笑)。


関連してこちらの記事も。
NHKの討論番組で驚いたネットに対する認識不足(@夏野剛のネオ・ジャパネスク)
記事(2ページ目)の中で、夏野さんは、オンデマンド配信のデメリットについて語る視聴者代表の意見について「そういう方々は今のまま番組表に基づいてテレビを視聴し続ければいいわけだ」って書いてるけど、放送時には「即時性のあるもの以外はオンデマンドの方がいい」と受けとれる発言をしていたわけで、夏野さんの中でこのふたつはどう両立してるんだろう。

放送時の発言
「即時性の部分は非常に大事だと思いますし、それはテレビが一番向いてると思います。ただね、(元「朝ズバ!」プロデューサーの吉崎さんは春の改変でTBSは生番組が)60%とおっしゃいましたけど、残り40%はオンデマンドの方がいいと思うんです」「即時性のある吉崎さんの番組は別として、他の方の番組は即時性を必要としてるようには見えない番組がほとんどなんですが、何故、その時間に見て欲しいのかってのが、僕、この結果*1にすごく衝撃を受けてて」

私自身は「残り40%はオンデマンドの方がいい」と言われた瞬間に結構カチンときたんだよね。夏野さんは記事でしきりに「テレビの人はネットのことがわかってない」と言うけど、正直、こっちから見たら夏野さんはテレビのことがわかってないと思う。藤やんとか大根さんも、夏野さんの発言だったり、現場の人間に夏野さんのような発言をぶつけさせた番組のやり方そのものに反発してたんでちょっとホッとしました。


“テレビ中毒”を自称する私の個人的な意見としては、制作現場の人はオンデマンドのことなんか考えないでいいです。そのときその時間に見る人のことを一番に考えてこれからも番組を作り続けて下さい。たとえ今後、リアルタイムで見る人が減ったとしてもです。それが無理ならテレビ向けコンテンツを作ることからさっさと撤退して、オンデマンド向けコンテンツの制作に乗りだしてください。ほんといま面白そうなテレビ番組が多すぎて日常生活が圧迫されまくりなんですよ。多少撤退してくれた方がこっちも助かるってもんです。オンデマンドなら始めから「見ない」って選択ができますしね。1日は24時間しかないので少しは視聴者のことも考えてください。


つーかNHKさん。オンデマンドについて話したいなら、今度はちゃんとT部長も呼んでください(あの人はいま第2日テレでそういうことをやってるんじゃないの? うちMacなんでよくわからないけど)。


*1:「決まった時間に番組を見る機会は? 1.大きく減る 2.減らない」という問いに、パネリストとして参加したディレクターやプロデューサーの1名を除き全員が「2.減らない」をあげていたこと。