『窯焚-KAMATAKI-』 2/23(土)〜3/28(金)まで
【監督・脚本】クロード・ガニオン 【撮影】浦田秀穂
【出演】マット・スマイリー/藤竜也/吉行和子/渡辺奈穂
min/2005年
□上映館:新宿バルト9
【STORY】22才の日系カナダ人、ケン。生きる意欲を失い、将来への希望もなく、飛び降り自殺をはかる。しかし凍える冬の川から奇跡的に一命をとりとめた。母親マリーはケンを助けられるのは疎遠になっている亡父の兄・琢磨しかいないと感じ救いを求める。国際的に著名な陶芸家である琢磨は、亡き父とは対照的な風変わりな人で、世間体にとらわれない独自の道徳で生きていた。酒、女、芸術、、、琢磨によるショック療法はケンの心を揺さぶり突き動かす。その火花は窯焚の強い光りのように、再びケンの心に情熱を呼び起こすことができるのか……?
70年代を日本で過ごし、79年に撮った処女作『Keiko』(ATG配給)で外国人としては珍しい日本監督協会新人賞を受賞したこともあるカナダのクロード・ガニオン監督が、前作『リバイバル・ブルース』(奥田瑛二・内藤剛志・桃井かおり主演)の頃より企画を暖めており、2005年の第29回モントリオール世界映画祭で史上初の5冠を達成した映画『窯焚-KAMATAKI-』がいよいよ今週末より公開されます。日本とは非常に縁の深い監督さんですが、おそらくある年齢以上の人ならば「あの腰から下のないスケボーに乗った少年でお馴染み『ケニー』を撮った監督さんだよ!」と言った方がよりわかりやすいんじゃないでしょうかねえ(流行ったもんな〜)。
舞台挨拶等の予定は以下の通り。
【関連記事】