『七人の弔』まもなく公開(8/13〜9/22まで)

集団キャンプにやってきた7組の親子、そこに隠された秘密とは、、、ダンカン初監督作品となるシニカル・コメディ七人の弔とむらい)』が今週末から公開される。1998年、脚本・主演で参加した映画『生きない』が「保険金目当てで集団自殺しようとする人々」を描きながらもロカルノ映画祭で全キリスト協会から特別賞をもらい、師匠に続けとばかりにすぐにでも監督業に乗り出すのかとおもいきや、気がつけば7年の歳月が経過していたダンカン。腰を上げさせたのは2003年の阪神優勝だそうで、「俺も何かやるぞ!」と奮い立ち監督デビューを決意したとか。“サンジャポ・ファミリー”の晴れ舞台ということもあり、公開初日の翌日8/14(日)に放送されるTBS『サンデージャポン』も見逃せない。

 
『七人の弔』 8/13(土)〜9/22(木)まで


【監督・脚本】ダンカン【撮影】村埜茂樹
【出演】ダンカン/渡辺いっけい/高橋ひとみ/いしのようこ/山崎一/温水洋一/保積ぺぺ/有薗芳記/山田能龍/水木薫/中村友也/川原真琴/柳生みゆ/石原圭人/波田野秀斗/戸島俊季/松川真之介
107min/2004年
□上映館:テアトル新宿


「・・・もう君たちに、残された道はない」


【STORY】夏休み。河原でキャンプをする7組の親子。はしゃぐ親たちとは対照的に、一様に浮かない顔をみせる子供達。いつも虐待ばかり繰り返す親たちが、妙に愛想良く、「いい親」を演じようとしていたからだ。やがて謎の指導員・垣内(ダンカン)が親たちを集め説明会を開く。これはただの親子キャンプではない。多額の報酬金と引き替えにある目的を成すために設けられた場であり、親たちは皆、それに同意してここにやってきていたのだ。山登り、カレー作り、、、ごくありふれたキャンプ・メニューをこなすうち、親たちの胸に去来する“真実の姿の”数々。一方、何も知らずについてきた7人の子供たちも、ようやくこのキャンプの異様さに気づき始め……。


川原真琴&柳生みゆ特別ブログ


8/13(土)は初回(11:50の回)上映後に初日舞台挨拶あり。ゲストはダンカン監督、高橋ひとみいしのようこ温水洋一保積ペペ、山田能龍、水木薫、中村友也川原真琴柳生みゆ、石原圭人、波田野秀斗、戸島俊季、松川真之介、他出演者を予定。また8/15(月)16:40の回上映後にも舞台挨拶あり。こちらのゲストは川原真琴柳生みゆを予定。(追記:初日舞台挨拶の模様)



尚、本作は、7人で来場すると一人1000円均一になる割引制度が実施されています。“7人”か、、、それは親切なのかどうかわかりにくい割引制度だな。


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