本物の死体を初めて映像で見たのは、小学校低〜中学年の頃だったように思う。番組は水曜スペシャルの“富士樹海死体探し”。大学生が数十人集まって地元の青年団のひとたちと樹海を探索するんだけど、４体ぐらいみつかったのかな。白骨２体の腐乱２体。それをモザイク無しで映すわけだ。白骨はミステリードラマで見慣れてるけど、さすがに腐乱は免疫ないから、２週間ぐらい映像思い出して寝付けない日々が続いたっけ。ＴＶで見てる時はそんなでもなかったのに、夜、ふとんに入って天井を見つめてると何故か最終的にその映像に行き着くんだな。いったん思い出すと、もう脳裏からその映像が離れない。目をつむると腐乱死体の映像がありありと浮かんでくるから、瞼が閉じれない。眠れない。。。あの時はほんとにつらかったですよ、水スペさん！
ただまあ、これのおかげでいまやホラー映画を笑って観られる人間に育ち、グロぐらいなら平気っつーか、もし腐乱死体を発見しても冷静に対処できる自信はついたので、水スペさん、恐怖克服のお祝いに再放送して（たぶんいま見たら「この程度で怖がってたの？」ていう程度の映像だと思うし）。
