『友引忌』を観た(@新宿シネマミラノ)

歌舞伎町のシネマミラノで観てきました。客の入りは3〜4割で老若男女入り乱れ。歌舞伎町の映画館に来たのは数年ぶりだけど、なんか、客層が普段とあまりに違いすぎてすげかった。この濃さは歌舞伎町のせい? 『友引忌』のせい?


映画の詳細は以下の通り。


『友引忌』 7/3(土)〜7/23(金)まで*


【監督・脚本】アン・ビョンギ【脚本】ウォン・ジョンフン【撮影】イ・ソッキュン
【出演】ハ・ジウォン/ユ・ジテ/キム・ギュリ/チェ・ジョンユン/ユ・ジュンサン
97min/韓国/ビスタサイズ/2000年
□上映館:新宿シネマミラノ


【STORY】大学院生ヘジンの前に2年前にアメリカに行ったまま行方不明だったソネが現れる。ソネは怯えながら、大学時代のサークルの新人で自殺したギョンアがつきまとっていると話す。やがて当時のサークルメンバーの元にギョンアが現れ始め、次々と死の恐怖へ陥れてゆく…。


監督のアン・ビョンギは『ボイス』の監督さん。本作は第1回監督作品で、韓国で上映されるやいなやあまりの怖さに大反響を呼び、すぐさま拡大公開が決まったらしい。これによりその才能を注目されたアン監督は、第2作『ボイス』を作り、国内外で大ヒットを記録した。


んで、感想。


・・・どなたか心優しき御方、いったいこれのどこにきらめく才能を見出したのか教えてくださいまし。まじ、わかんないです。今年はホラーの当たり年でこれから何作となく公開されるけど、もう今から断言してしまう。『友引忌』が今年のワースト1。これより下が出たらそれは“糞”ってことです。見所があるとしたら、死体描写のみ。グロ規制は韓国ゆるいからエライことになってます。横転バスに転がる死体の山は素敵すぎ。何故これを活かすホラーを考えないのか大いに疑問。あと、4年前だけあって、今のように大音量でビビらせようという姑息な手段をとってないとこも好感もてました。以上。


※ほんとは以上じゃないけど、非常に初歩的なとこでの技術不足が目に付くので、ツッコミ入れるとキリないのですよ。『ボイス』見直したら、またなんか書くかも。