『いつくしみふかき』まもなく公開(6/19~上映開始)

『いつくしみふかき』 6/19(金)~


【監督】大山晃一郎【脚本】安本文哉/大山晃一郎【撮影】谷康生
【出演】渡辺いっけい/遠山雄/金田明夫/平栗あつみ/榎本桜/小林英樹/こいけけいこ/のーでぃ/黒田勇樹/三浦浩一/眞島秀和/塚本高史
109min/2019年
□上映館:テアトル新宿


【STORY】30年前。進一(遠山雄)を出産中に、母・加代子(平栗あつみ)の実家に盗みに入った父・広志(渡辺いっけい)。銃を構える叔父を、牧師・源一郎(金田明夫)が止め、父・広志は”悪魔”として村から追い出される。幼い頃より自分の血筋に対し狂ったように憎悪を向ける母を見て、父親は”触れてはいけない存在”として育ってきた進一。ある日、村で連続空き巣事件が発生。進一は母を始めとする村人たちに「悪魔の子である進一の犯行にちがいない。警察に突き出す前に出ていけ」と言われ、牧師のいる離れた教会に駆け込む。「そっちに行く」という母親に、牧師は「来たら進一は変わらない」と諭す。一方、舎弟を連れて、人を騙してはお金を巻き上げる生活を送っていた父・広志は、ある日、金を借りに牧師のもとへやって来る。牧師は「しばらくうちに来たらどうだ?」と提案し、共に生活していた進一のことを「金持ちの息子」だと嘘を吹き込む。進一と広志、互いに実の親子だとは知らないまま、二人の共同生活が始まる……。


https://twitter.com/itukusimifukaki

4/17公開でしたが新型コロナの影響で6/19に延期。今回は無事公開となりました! サイト見た時はめちゃシリアスな映画に見えたけど、予告観たら全然違うのね。普段観ないタイプの渡辺いっけいさんが映っています(インタビュー読むといっけいさん自身も完成した作品を観た時に自分とは思えないシーンがいくつもあって新鮮だったと語ってました)。本作は、息子役としてW主演してる遠山雄氏の知人とその父親をめぐる実話をベースにしており、遠山氏が主催する「劇団チキンハート」で長年脚本・演出を手がけ、映画やテレ朝の刑事ドラマで助監督を務めてきた大山晃一郎氏の長編監督デビュー作となります。ゆうばり国際映画祭2019観客賞受賞作。


予告編