森さんとオカルト学院が『虚空門』を“引き寄せてきた”のか?(いや、導いたんだよ。そこへ)

今年9月に公開されたアニメ映画『ハローワールド』に「素材提供:世紀末オカルト学院」とクレジットされていたのも、

世紀末オカルト学院』のサイトがまだ生きていて伊藤智彦監督とエスパー清田くんとの対談が読めたのも、
スペシャル対談 本物のスプーン曲少年・清田益章氏が語る「スプーン曲げの奇跡」(聞き手:伊藤智彦監督、元スプーン曲げ少年・内田文明役:水島大宙)


オカルト業界的には「オカルト」「スプーン」の著者で知られるドキュメンタリー作家で映画監督の森達也氏が、11/15公開の新作映画『i 新聞記者ドキュメント』にあわせ、今週、久しぶりに『テレビ東京メディアリテラシー特番「森達也ドキュメンタリーは嘘をつく」』(こちら)と『NONFIX 職業欄はエスパー』(こちら)の公開講座を行うのも、
森達也監督特集上映+公開講座「世界はもっと豊かだし、人はもっと優しい」(シネマハウス大塚 11/3〜11/17まで)


当の森さんが推薦文を書いているのも、


昨日の「徹子の部屋」ゲストがUFO体験ネタでおなじみ山本譲二だったのも、


『ドキュ嘘』ディレクターであり、伊集院光も絶賛の山岳セルフドキュメンタリー『それでも妻は登った』を世に広めた村上賢司監督が本作を激推ししてるのも、



すべては私を↓このゲートへと導くため、、、いや、「いずれ君の目の前にも現れるだろう。備えよ」と丹念に置かれた布石のような気がしてならない。

『虚空門 GATE (こくうもん/ゲート)』 11/9(土)~
【監督・撮影・編集】小路谷秀樹【出演】庄司哲郎、林泰子、竹本良、巨椋修、大森敏範、宇宙大使くん、秋山眞人、三上丈晴、飛鳥昭雄、エハン・デラヴィ、後藤隆
123min/2019年
□上映館:渋谷イメージフォーラム(20:50〜レイトショー)
【STORY】月面異星人遺体動画に触発された監督の小路谷は、UFO研究家にその真偽を問うが、フェイクとの意見が多かった。小路谷はそれをきっかけにUFO遭遇体験者に取材を重ねていく。ある日、UFOを呼べるという男、庄司哲郎が現れ、一緒にUFO撮影を試みた。すると実際にUFOは現れ、スマホで写して見せた。数ヵ月後、小路谷はあらためてUFO撮影を試みるが、肝心の庄司は来ない、所在不明となってしまった。彼は何者だったのか、真実は何なのか、UFOを撮ることは出来るのか、UFOは存在するのか。疑心暗鬼の中、事態は驚くべきクライマックスを迎える……。
映画『虚空門 GATE』 (@kokumongate) | Twitter


もはや、観に行かない理由を考える方がおかしい状態に追い込まれてきたというか、ブログにこのことを書いた時点で既に自らを追い込んでいる。


「こういうのなんて言うの? 引き寄せの法則?」
「君のオカルト脳もまだまだ健在だったてことだよ。」


赤城山埋蔵金ドキュメンタリーと似た匂いも感じます。
↑これもね、「ほんと呼ばれちゃうんだ」って思った。あの山に引き寄せられて、いろんなヤバい人が水野家を訪ねてくるんだけど、それにいちいち対応する当主・水野氏の知られざる苦労をオカルト民はもっと知った方がいい。



にしても「なんでアップリンクじゃなくてイメフォで?」と思ったら、小路谷監督がイメージフォーラム出身なのか。納得。
(3ページ目)今年最注目のUFOドキュメンタリー邦画『虚空門 GATE』が問題作すぎる!
(↑ネタバレもあるので記事最後に掲載された監督プロフィール以外は閲覧注意。リンク先に飛んだらスクロールで一気に下まで移動してください)


今週は連日上映後にトークショーが行われます。現段階で決定してる予定は以下の通り。

11/09(土) 竹熊健太郎(編集家)、小路谷秀樹監督
11/10(日) 小暮周吾(ヒカルランド編集長)、小路谷秀樹監督
11/11(月) Human Cube tuna(ミュージシャン)、小路谷秀樹監督
11/12(火) ザ・グレート・サスケ(プロレスラー)、小路谷秀樹監督
11/13(水) 望月哲史(月刊ムー編集者)、小路谷秀樹監督
11/14(木) 辛酸なめ子(漫画家/コラムニスト)、小路谷秀樹監督
11/15(金) 竹本良(UFO研究家)、小路谷秀樹監督

一週間で終わるってことはないよね? いまんとこ「上映日程: 11月9日〜終了未定」てなってるから大丈夫か。


ちなみに現在シネマハウス大塚で開催中の<森達也監督特集+公開講座>で11/10(日)11時と11/13(水)18時半より『ドキュメンタリーは嘘をつく』の公開講座、11/11(月)14時半より『職業欄はエスパー』の公開講座があります(もちろん講師は森さん)。オカルトやメディアリテラシーに興味のある方はあわせてどうぞ(詳しくはこちら)。


森さんのオカルトノンフィクションは面白いのでお薦めです。

職業欄はエスパー (角川文庫)

職業欄はエスパー (角川文庫)




余談ですが、テレ東のオカルトドラマ『デッドストック〜未知への挑戦〜』の最終話を森さんが担当し、清田くんの最新スプーン曲げ映像(とそれを間近で見られてめちゃめちゃ喜んでる三宅隆太監督)がおさめられています。「オカルト学院」公式サイトでの清田くんインタビュー(こちら)とあわせてどうぞ。

「デッドストック~未知への挑戦~」 DVD-BOX

「デッドストック~未知への挑戦~」 DVD-BOX

  • 発売日: 2017/12/22
  • メディア: DVD


尚、森さんの最新作『i 新聞記者ドキュメント』は『ドキュ嘘』のKプロデューサーによる感想文が予告から受けるイメージと違って相当面白いので、前作『FAKE』ではからずも甘味テロにあいダイエットに失敗した人は↓こちらを読んでから行かれることをお薦めします。
森達也オフィシャルウェブサイト -トップページ-
↑上記サイトの「連載 替山茂樹のプロデューサー日記 No.6」


森達也特集では『FAKE』も上映されてますので、未見の方は是非是非観てください!(『虚空門』へと導いたのは『FAKE』?『職業欄はエスパー』?)





追記:
観てきました。↑のネタバレ注意なんて序の口でした。まさかそういう方向に行くとは・・・。