『母 小林多喜二の母の物語』 2/25(土)〜3/17(金)まで
【監督】山田火砂子【脚本】重森孝子/山田火砂子/坂田俊子【撮影】
【出演】寺島しのぶ/塩谷瞬/趣里/山口馬木也/徳光和夫/赤塚真人/佐野史郎/渡辺いっけい
110min/2017年
□上映館:新宿K'sCinema(10:00〜モ-ニングショー)
【STORY】秋田県釈迦内村、小作農と小さなそば屋で生計を立てる貧しい家の娘にセキは生まれた。 当時の小作人は、地主に50%もの地代を払わねばならず、貧しい農家の娘たちは身売りするより仕方がない。15歳で小林の家に嫁いだセキは三男三女を生み育てたが、長男は病死。次男が多喜二である。セキは優しい母親であった。自分は字も書けなかったが、多喜二は叔父の世話で小樽高商(現小樽商科大学)まで卒業させてもらい、銀行に勤める。 当時の銀行は大変な高給で、一生涯楽に暮らせる程であった。しかし多喜二は貧しい人の味方となって小説を書き、武器を作るお金で皆に白い米のご飯を!と反戦を訴え続けた。 そんな彼の小説は危険思想とみなされ、遂に多喜二は国家権力によって殺されてしまう。 セキは自分の息子が悪い事なぞするわけがないと多喜二を信じ続けていた。 そんな折、娘のチマに教会へと誘われる。そこでイエスの死について話を聞かされたセキは、何も悪い事をしていないのに殺されたイエスと多喜二の姿を重ね合わせ、 思いを巡らす……。
- 作者: 三浦綾子
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 1996/06/01
- メディア: 文庫
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予告編
舞台挨拶等の予定は以下の通り。
2/25(土)10:00の回上映後 初日舞台挨拶
ゲスト(予定):寺島しのぶ、塩谷瞬、松本若菜、水石亜飛夢、佐野史朗、渡辺いっけいさん、進藤龍也、上野神楽、山田火砂子監督