『キャタピラー CATERPILLAR』まもなく公開(8/14〜10/15まで)

『キャタピラー CATERPILLAR』 8/14(土)〜10/15(金)まで


【監督】若松孝二【脚本】黒沢久子/出口出【撮影】辻智彦/戸田義久
【出演】寺島しのぶ/大西信満/吉澤健/粕谷圭吾/増田恵美/河原さぶ/石川真希/飯島大介/篠原勝之/ARATA/地曵豪
84min/R-15指定/2010年
□上映館:テアトル新宿(10/8まで)/ヒューマントラストシネマ有楽町(10/15まで)/立川シネマシティ(9/10まで)/シネセゾン渋谷(9/11〜9/24まで)


【STORY】一銭五厘赤紙1枚で召集される男たち。シゲ子の夫・久蔵も盛大に見送られ、勇ましく戦場へと出征していった。しかしシゲ子の元に帰ってきた久蔵は、顔面が焼きただれ、四肢を失った無残な姿であった。
村中から奇異の眼を向けられながらも、多くの勲章を胸に、「生ける軍神」と祀り上げられる久蔵。四肢を失っても衰える事の無い久蔵の旺盛な食欲と性欲に、シゲ子は戸惑いつつも軍神の妻として自らを奮い立たせ、久蔵に尽くしていく。敗戦が色濃くなっていく中、戦場で人間としての理性を失い、蛮行の数々を繰り返してきた自分の過ちに苦しめられる久蔵。混乱していく久蔵の姿に、お国の為に命を捧げ尽くす事の意味を見失い始めるシゲ子。そして1945年8月15日、久蔵、シゲ子、各々の敗戦を迎える……。

当初は江戸川乱歩の傑作『芋虫』の映画化ではないかと伝えられてた本作ですが、版権料が工面できずこれを断念。内容については大幅に書き換えられているとのこと。寺島しのぶが本作でベルリン映画祭主演女優賞を獲得。芸能ニュースでは体当たり演技ばかり取り上げられてますが、実際に観た人の感想を読むと、賞を獲るのも納得!というぐらい凄みのある芝居を見せてくれてるようです。


予告編 | 主題歌「死んだ女の子」(元ちとせ×坂本龍一


舞台挨拶等の予定は以下の通り。

8/14(土)10:30/12:40の回(@テアトル新宿)、12:40/14:50の回(@HTC有楽町) 初日舞台挨拶
ゲスト(予定):若松孝二監督、寺島しのぶ大西信満篠原勝之、粕谷佳五、増田恵美
※全席指定。舞台挨拶チケットはチケットぴあにて発売中。
8/17(火)12:15の回上映後(@立川シネマシティ) 舞台挨拶
ゲスト(予定):若松孝二監督
※全席指定。チケットは劇場にて3日前より発売。

若松孝二全発言

若松孝二全発言

若松孝二キャタピラー

若松孝二キャタピラー

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