『一枚のハガキ』 8/6（土）〜10/21（金）まで
【監督・脚本】新藤兼人【撮影】林雅彦
【出演】豊川悦司/大竹しのぶ/六平直政/大杉漣/柄本明/倍賞美津子/津川雅彦/川上麻衣子/絵沢萠子/大地泰仁/渡辺大/麿赤兒
114min/2010年
□上映館：テアトル新宿（8/6先行〜9/30まで）／ヒューマントラストシネマ有楽町（8/13公開〜）
【STORY】戦争末期に召集された100人の中年兵は、上官がくじを引いて決めた戦地にそれぞれ赴任することになっていた。くじ引きの夜、松山啓太（豊川悦司）は仲間の兵士・森川から妻・友子（大竹しのぶ）より送られてきた一枚のハガキを手渡される。厳しい戦地フィリピンに赴任が決まった森川は、宝塚に赴任する啓太に「妻に手紙を読んだことを伝えてくれ」と依頼したのだ。戦争が終わり、100人の兵士のうち6人が生き残った。その中のひとりだった啓太は、実家に帰るが、妻と父が駆け落ちし家はもぬけの空だった。生きる気力を失った啓太は、荷物の中に森川から託されたハガキを見つける…。夫だけでなく、一緒に暮らしていた夫の家族をも相次いで亡くし、ひとり寂しく夫の家族が残した家で暮らしていた友子の元に、クジ運だけで生き残ったことに罪悪感を感じる啓太が現れる。共に戦争に翻弄され奪われた二人が出会い、選んだ再生の道とは……。
御年99歳・新藤兼人カントクによる今度こそホントに最後の監督作『一枚のハガキ』が今週末よりテアトル新宿にて先行公開です。全国の皆さんは、来週8/13（土）までしばしお待ちを。
予告編
8/6（土）10：40の回初日舞台挨拶のチケットは既に完売しております。
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