邦画ではなく台湾映画です。私にしては珍しいのですが、こないだ『西の魔女が死んだ』を武蔵野館でみたときにたまたま予告がかかってて、ぶっちゃけ「ホラー」っぽかったんですよ(結局そこかい!w)。でもちらしには「感動のラブストーリー」って書いてあって、これはいったいどういうことなのかと。感想見ても主役の子のファンが書いたとおぼしき絶賛評ばかりで、いまひとつ判断がつかない中、己の直感を信じて観に行ってきました。
結論から言うと、これはちょっとオススメしとかなきゃいかんかなと思えるぐらいクライマックスは揺さぶられました。映画自体はちょっと粗い部分があって、前半はありがちな感じでピアノ合戦ぐらいしかこれといった見所もなく、物語についても「どうせ秘密って、この女の子が実は死んでるとかそういう話なんだろ?」ぐらいのことは予告見ただけでわかるので、やっぱり案の定そういう展開になってきて、「あちゃー、これは失敗したかなあ」なんて思ったら、そこから意外な方向に話が展開し始め、すげえ切ない展開になってきたなあと思ったら、怒濤のクライマックスに気づけばボロ泣きっていう。「秘密」って曲にあわせてこういう構成にしたのかな。最後はスピードアップが鍵だもんね。ちなみに「ホラー」ではありませんでした(笑)。
この感覚、何かに近いぞと思ったら、↓これだった。
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予告編(台湾版)
公式サイトを開くと日本版の予告が流れます(ピアノバトルもこちらの予告で観ることが出来ます)。
映画「言えない秘密」公式サイト
お父さん役のアンソニー・ウォンがとってもとってもとってもチャーミングでしたw。