犯行動機としてはこの話がイチバンしっくりきた

はてブに捕獲されてた記事。
元少年と同じようなことをした私の体験 - OhmyNews:オーマイニュース


そういえば、どの記事か忘れちゃったけど、死刑を望む本村さんを非難するのに死刑制度反対を訴える原田さんを引き合いに出してる人がいて、あなたが本村さんを非難するのは勝手だけど原田さんを引き合いに出すのはやめてくれと思った。二人とも同じ“被害者遺族”ではあるけれど、被告との関係性がまるで違うわけで、「原田さんは自分の家族を殺されても死刑反対を訴えてるのに本村さんは…」って同列に扱うのは間違いだと思う。そもそも同列に扱うことができないから裁判するわけだし。


原田正治さんが死刑制度反対を訴えるようになったきっかけは、とてもとても“個人的な理由”で、私はその理由がとてもよく理解できて(被告のことを「くん」付けから呼び捨てに変えられない心情も含めて)、でも個人的すぎるからこそ、反対運動の遺族代表みたいにされるのはしんどそうで心配だったりします。

弟を殺した彼と、僕。

弟を殺した彼と、僕。


日テレはまたいつか↓このドキュメンタリー再放送してね。
NTV『NNNドキュメント04〜死刑・塀の向こうの真実』
私が原田さんを知るきっかけとなった番組(本村さんも出てた気がする)。放送されたのは2004年の2月。原田さんの出演シーンは5分もなかったんじゃないかな。ただすごく印象に残り、原田さんの名前は憶えてなかったけど、存在だけはずーっと頭の隅に残ってた。そんなときにmame8さんがこの本のことを紹介していて、「ああ、あの人以外にも被害者遺族で死刑反対を訴えてる人がいるんだ!」と思って読んだら、原田さんこそがNNNドキュメントに出てたまさにその人だとわかり複雑な気分になったのを今でもよく覚えています。


できれば↓これも一緒に再放送してほしい。娘が殺された理由を聞きたくて受刑者に会いに行った被害者遺族のドキュメンタリー。
NTV『NNNドキュメント05 塀の中の20分〜娘を殺された親と受刑者の対話〜』