願いを叶えるために始めた遊びは死を招くゲームだった・・・。山田悠介のホラー小説を映画化した『親指さがし』が今週末から公開される。監督・脚本は『ニライカナイからの手紙』の熊澤尚人。共同脚本に『ある朝スウプは』の高橋泉が参加しているというのが一癖ありそう。ちなみに音楽を安川午朗、撮影を斉藤幸一という、ちょっと珍しい方々が担当しております。
『親指さがし』 8/26(土)〜9/29(金)まで
【監督】熊澤尚人【脚本】熊澤尚人/まなべゆきこ/高橋泉【撮影】斉藤幸一
【出演】三宅健/伊藤歩/松山ケンイチ/永井流奈/尾上寛之/品川徹/春海四方/斉藤歩/佐野史郎/手塚理美
96min/ビスタサイズ/2005年
□上映館:シアターN渋谷/新宿K's Cinema(〜9/22まで)ほか
決して、振り返っては、いけない
【STORY】 12歳の夏、荒れ果てた野原にそびえ立つ、巨大な廃ホテルの屋上で“親指さがし”をした由美子、武、知恵、智彦、綾、信久の6人。他愛のない遊びのはずだったが、由美子だけが忽然と姿を消した。武とのある約束を残して。あれから8年…。母校で開かれた同窓会で、5人は久々に再会する。思い空気が流れる中、武が口を開いた。「親指さがしをもう一度、一緒にやってほしい」。偶然にもその日は、由美子がいなくなった8月13日だった。困惑を隠せない同級生たちだったが、武の強い口調に渋々決行する。そしてその日以来、彼らは一人、また一人と親指を切り取られ、死体となって発見されていった。願いを叶える遊びが招いた恐怖。5人が封印した幼少時代の思い出には一体なにが隠されているのか……。
シアターN渋谷では、8/26(土)10:55の回上映後、13:00の回上映前に初日舞台挨拶あり。ゲストは熊澤尚人監督を予定。また、初日から9/8(金)までの2週間限定で、三宅健、伊藤歩、松山ケンイチ、永井流奈、尾上寛之による“舞台挨拶”プレミアムメッセージの上映もあります。
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