社会現象にもなっているペットブームを切り口に、瀬々敬久、石侍露堂、磯村一路といったベテラン勢から新鋭まで６人の監督が競作した「J-what's cinema PETBOX（ペットボックス）」連作シリーズ全６作品が、今週末より週替わりで連続公開されます。トップバッターは天野ひろゆき監督『一億の猫』。もちろん同姓同名ではなく、正真正銘「キャイ〜ン」のあまのっちです。一昨年のゆうばり映画祭オフシアター部門に監督作『CAGE』が選出され一躍世に知られることとなった天野“監督”。劇場映画デビューとなる本作では、父親の遺産をめぐって３人姉妹（純名りさ、宮本真希、吉井怜）と弟子（山中聡）が壮絶なバトルを繰り広げる物語に挑戦。現在シネマアートン下北沢で上映中の「なんでこれが撮れて『模倣犯』があんなことになっちゃったの？」（追記：『模倣犯』は森田芳光だった！）という疑問が湧きまくるほど良作に仕上がってる大人のサスペンスドラマ『悲しき天使』（大森一樹監督）に脚本協力してる古澤健と共に、脚本作りにも参加してます。シリーズ全作品に哀川翔アニキが愛情出演。どこでどんな形で出演するのかは観てのお楽しみだとか。ちなみにこのシリーズ、坂本礼脚本、佐藤有記脚本なども控えてますんでこちらもお楽しみに。
『一億の猫』 11/18（土）〜11/24（金）まで
【監督】天野ひろゆき【脚本】古澤健/天野ひろゆき【撮影】斉藤幸一
【出演】純名りさ/宮本真希/吉井怜/山中聡/高橋克典/ウド鈴木/哀川翔
60min/2006年
□上映館：テアトル新宿（21:20〜レイトショー）
遺産と猫と三人の娘
【STORY】著名な作家であった父の莫大な遺産。でも、遺産は全てペットである愛猫に授けると記されていた！ そして三姉妹と弟子が壮絶なバトル･･･はたして遺産と猫の行方は？
11/18（土）に初日舞台挨拶あり。ゲストは天野ひろゆき監督、純名りさ、宮本真希、吉井怜、山中聡、ウド鈴木を予定。当日朝10:30より整理券配布予定。上映期間中はペットの写真提示で受けられる「ペット割引」（-200円）、シリーズ作品半券提示で受けられる「リピーター割引」（-100円）もありますのでお忘れなく（他のサービスとの併用不可）。
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