『1stCUT ver.2005』まもなく公開(6/3〜6/9まで)

昨年2005年度の映画美学校フィクション・コースおよびドキュメンタリー・コース初等科から生まれた6作品を上映する『1stCUT ver.2005』が今週末から始まります。今年はどんな作品が集まっているのか。詳細は以下の通り。

『1stCUT ver.2005』 6/3(土)〜6/9(金)まで
□上映館:渋谷ユーロスペース(21:10〜レイトショー)

【上映作品】
■Aプログラム:6/3(土)〜6/5(月)
『帰郷−小川紳介と過ごした日々−』(2005/DV/40min/ドキュメンタリー) 
監督:大澤未来/岡本和樹
山形県にある牧野村。かつてこの村に、映画制作集団小川プロが約20年にわたり住み着き、映画を制作した。助監督として小川プロを支えた飯塚俊男さんにとって、小川プロでの生活、監督小川紳介と過ごした日々は何であったのか……。”
関連サイト:とことん小川紳介


『底無』(2005/16mm/31min/フィクション)
監督:小嶋健作 出演:西田征史/浅倉翔太/松本朋子
“塾講師の田辺は、平山という生徒がイジメを受けているのではないかと疑う。平山が隠し持っていたナイフを偶然手に入れた田辺は、事の真相を確かめるため 平山の家に行く。だが平山は平然と田辺にナイフを譲ると言う……。”


バオバブのけじめ』(2005/16mm/34min/フィクション)
監督:松浦博直 出演:塚田知彦 /北口裕介/山崎幹夫
“大学生の和夫は東京で一人暮らし。そこに高校生の弟、洋と父政義が田舎からやってきた。蒸発した母が湘南の海岸で目撃されたのだ。和夫はとまどいながらも母を探すことになるが……。”


■Bプログラム:6/6(火)〜6/9(金)
『和紙の音色』(2005/DV/33min/ドキュメンタリー)
監督:野村英司
“田村正師匠が紙すきを教えるのは、保育園児から大人、高齢者、外国人と様々。一つの場所に留まって仕事をする従来の和紙職人とは異なり、師匠は積極的にいろいろな場所に和紙の魅力を伝えにいきます。”


『out of our tree』(2005/16mm/30min/フィクション)
監督:中矢名男人 出演:築地明香/宇根泰文/西口浩一郎
“孤独な男の子、彼を殺そうとする母親、催眠術に囚われた少女、ヒロインを探す二人の映画青年、そして彼らを監視する謎の男…互いに互いを探し、互いに互いを見失いながら、彼らは光の中をさまよっていく……。”


『水の睡り』(2005/16mm/31min/フィクション)
監督:栩兼拓磨 出演:佐藤智幸/藤崎ルキノ
“かつて暮らした家は壊された。義男は音信不通だった姉、陽子とようやく再会し、共に暮らし始める。悪夢が彼を襲うようになる。過去に遡るため、2人は川の上流へと向かう……。”

料金は900エン均一です。


今年はトークショーとか無いのかなあ。『バオバブのけじめ』に出てる山崎幹夫さんとは同姓同名ではなくご本人だそうです。