『イヌゴエ』まもなく公開(2/18〜3/24まで)

何事にも消極的で後ろ向きな青年が、オッサン声で関西弁を喋るヘンなイヌと出会い、次第に変わってゆく様を描いた『イヌゴエ』が今週末から公開される。主演は、瀬々映画「ネコと金魚の恋物語」での主演も控える山本浩司。関西弁を喋るヘンなイヌ・ペスの声をオッサン声の遠藤憲一が担当している。東京生まれのエンケンさん、関西弁でのアドリブにはいろいろ苦労したようだけど、「ペスは東京生まれの江戸っ子。だけど元々の飼い主が大阪人だったから大阪弁がうつってしまった」という裏設定に助けられつつ頑張ったみたいです。『SEMI−鳴かない蝉』『ヒッチハイク 溺れる箱船』の横井健司がメガホンをとり、これまで手がけてきた作品とは180度異なる、笑って泣けるハートウォーミングなドッグ・ファンタジーに挑戦してます。

『イヌゴエ』 2/18(土)〜3/24(金)まで


【監督】横井健司【脚本】永森裕二【撮影】下元哲【音楽】遠藤浩二
【出演】山本浩司/ブン太(イヌ)/村上淳/馬渕英里何/宮下ともみ/手塚とおる/渡辺真起子/遠藤憲一
100min/2005年
□上映館:渋谷シネ・ラ・セット


【STORY】 直喜(山本浩司)は悪臭公害対策協会で働く26歳の青年。肩書きは「臭気判定士」。住宅の臭気指数を測定したり、地域住民の苦情対策に役立てることが主な仕事。抜群によく利く鼻を生まれ持った直喜にとって、それは天職といえた。一方、マスクをしたり、食事の際には換気扇を回したりなど、生きていく上での防臭対策で、いつしか彼を消極的&後ろ向きな人間にしていた。そんな彼を一変させるのは、父親に無理矢理押しつけられたフレンチ・ブルドッグ=ペスとの出会いだった。一見かわいいペスは、実はおっさん声(遠藤憲一)で、関西弁を話す不思議なイヌだった……。

2/18(土)14:30の回上映後、16:40の回上映前に初日舞台挨拶あり。ゲストは山本浩司馬渕英里何宮下ともみ遠藤憲一横井健司監督を予定。


尚、戌年生まれの方は1300円で鑑賞できるのでチケット買う際に受付で申告してください(同伴者1名も有効)。


−追記−
以下の日程でトークショーが決まりました。

3/15(水) 18:50の回上映後
ゲスト(予定):山本浩司山下敦弘監督、ほか
※当日AM9:45より整理券配布(一人2枚まで)


3/18(土) 18:50の回上映後
ゲスト(予定):山本浩司村上淳
※当日AM9:30より整理券配布(一人2枚まで)


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