『ギミー・ヘブン』まもなく公開(1/14〜上映開始)

音を聞くと味がしたり、文字のひとつひとつに異なる色がついて見えるなど、ひとつの感覚に別の感覚が付随してくる《共感覚》を題材にしたサスペンススリラーギミー・ヘブンが今週末から公開される。監督は武田真治のマネージメントのかたわら演出の道へ入ったという異色経歴の松浦徹。これまでに『蒼い夏 [DVD]』等のWEBドラマを手がけ、本作が劇場長編初監督となる。脚本は、映画『世界の中心で、愛をさけぶ』やTVドラマ『あなたの隣に誰かいる』を手がけた坂元裕二。「松浦さんの監督作品なら是非参加させて」ということで武田真治古谷建志らによって結成されたプロジェクト・ユニット、nidoが音楽を担当している。

『ギミー・ヘブン』 1/14(土)〜 
 


【監督】松浦徹【脚本】坂元裕二【撮影】高間賢治
【出演】江口洋介/安藤政信/宮崎あおい/小島聖/鳥肌実/小木茂光/北見敏之/石田ゆり子/松田龍平
121min/2005年
□上映館:渋谷ユーロスペース新宿武蔵野館


【STORY】誰にも理解されることのない感覚“共感覚”。それを共有出来る相手の存在を知ってしまったら…。新介(江口洋介)はその感覚を胸にしまい、取り留めのない日常を過ごし、ヤクザ(鳥肌実)の下請け仕事としてインターネット上で盗撮サイトを運営している。親友・貴史(安藤政信)や、そばにいる大切な恋人・不由子(小島聖)には理解されない、哀しい闇を心に抱えながら。麻里(宮崎あおい)は自分が共感覚を持つがために、誰とも分かり合えないという孤独感を抱えて生きている。両親とは死に別れ、育ての親はなぜか次々に不審な死にとりこまれていく。新介と麻里。二人はある日、今までどうしても埋まらなかった心の奥深くにある、最後のパズルを持った存在として出会ってしまう……。


1/14(土)ユーロスペースにて11:30の回上映前に初日舞台挨拶あり。ゲストは安藤政信宮崎あおい、松浦徹監督を予定。なんで江口来ないの?と思ったら、石田ゆり子と共に大阪公演真っ最中かあ。

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