『ベルヴィル・ランデブー』まもなく公開(12/18〜2/10まで)

昨年アメリカで公開されるや数々の映画賞を受賞し、フランスでは100万人が観たというフランス・ベルギー・カナダ合作による長編アニメーションベルヴィル・ランデブーが今週末から公開される。極端にデフォルメされた不気味で可愛い、それでいて人間味溢れるキャラクターたちが活躍する本作。監督は『老婦人とハト』のシルヴァン・ショメ、製作はミッシェル・オスロ監督の『キリクと魔女』『プリンス&プリンセス』やヤニック・ハストラップ監督『白くまになりたかった子ども』等日本でも近年相次いで公開されている注目作品を次々と産みだしてきた製作会社、レ・ザルマトゥールが担当。本作は音楽も注目のひとつだったりするのだけど、そこらへんについてはパリノルール blogが詳しい。また、The Triplets of Bellevilleについてのメモにて情報がいろいろとまとめられているのであわせてどうぞ(※『老婦人とハト』のさわりも視聴可能)。


『ベルヴィル・ランデブー』 12/18(土)〜2/10(木)まで



【監督・脚本・絵コンテ】シルヴァン・ショメ【音楽】プノワ・シャレスト
【声の出演】ジャン=クロード・ドンダ/ミシェル・ロバン/ミシェル・ヴィエガ 
80min//2002年
□上映館:新宿テアトルタイムズスクエア


【STORY】戦後間もないフランス。内気な孫、シャンピオンに、自転車への興味があることを知ったお祖母ちゃんは、三輪車をプレゼント。来る日も来る日もトレーニングを見守り、やがてツール・ド・フランスに出場するほどの自転車選手へと育て上げる。しかし、レースの最中に、シャンピオンが謎のマフィアに誘拐されてしまう。最愛の孫を救うため、海を越えて巨大都市“ベルヴィル”に辿り着いたお祖母ちゃんと愛犬・ブルーノ。そして、偶然知り合った陽気な三つ子の老婆達による不思議な大冒険が始まる……。

12/25(土)まで新宿タカシマヤ12階レストスペースにてベルヴィル・ランデブー』パネル展が開催中。ちなみにInvitation 2005年1月号にて大友克洋監督とシルヴァン・ショメ監督の対談が掲載されてるとのこと(スチームボーイBLOG経由。しかし大友監督までドラクエ8にはまっていたとは…)。


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