田口トモロヲが役者生命を賭け１年にも及ぶ壮絶な肉体改造に挑んだ『MASK DE 41』がようやく今週末から公開される。本作は自らを「熱狂的な猪木世代」と語る監督が自ら持ち込んだ企画。トモロヲさんは監督の期待にこたえるべく、アニマル浜口ジムで筋肉増量トレーニングに明け暮れ、ＦＭＷにて受け身・ロープワークを肉体にたたき込んだ。最後には生タマゴ１パック飲みまでやった吐いた頑張った。それも全ては「お客を入れて実際に試合をし、その姿をドキュメントで撮る」ため。しかしこれ、製作は2001年。今年は2004年。公開まで長かったねえ…。トモロヲさんの苦行がこれでやっと報われるよ（涙…）。公式サイトでは「田口トモロヲの肉体改造計画日記」が連載中です。予告編も観れるんだけど、これは必見！ 田口トモロヲ自ら「プロジェクトＸ」をパロってます（笑）。ちなみにタイトルは「MASK DE 41（マスク・ド・フォーワン）」と読む。
『MASK DE 41』 8/21（土）〜10/15（金）まで
【監督】村本天志【脚本】足立紳【撮影】藤澤順一【製作】仙頭武則
【出演】田口トモロヲ/松尾スズキ/筒井真理子/伊藤歩/蒼井優 /ハヤブサ/小日向文世/片桐仁（ラーメンズ）/中川五郎/黒田勇樹/川津春/田山涼成/内田春菊
113min/ビスタサイズ/2001年
□上映館：K's cinema
【STORY】倉持忠男（田口トモロヲ）41才。生まれてこの方負け犬人生を歩んできたサラリーマン。妻・恭子（筒井真理子）はフラワーアレンジメントの先生に夢中、長女・春子（伊藤歩）は彼氏と家出、次女・ハルカ（蒼井優）は遊びに夢中、とまさに家族は崩壊寸前。そんな忠男にとって、唯一の心のオアシスは蛯脇（松尾スズキ）、蒲田（片桐仁）、野田（小日向文世）らプロレス好きの仲間が集まる「カフェアリーナ」で過ごすひととき。ところがある日、突然のリストラ宣告！ それを機に、男たちは長年の夢だったプロレス団体（KEWP）を興すことを決意する……。
公開を記念し、２週にわたって舞台挨拶が行われる。ゲストは、初日8/21(土)が田口トモロヲ、松尾スズキ、小日向文世、筒井真理子、蒼井優、ハヤブサ選手、村本天志監督、8/28（土）が片桐仁（ラーメンズ）、内田春菊、仙頭武則プロデューサーを予定。両日共に11:15の回上映後、13:45の回上映前に行われる（AM10:10より整理券配布）。
【関連記事・サイト】
村本天志の“舌先三寸”日記
（※監督のコラム。2001年から始まってるので、撮影の様子はこちらが詳しい）
完成披露試写会舞台挨拶（2004/8/10 都内某所）
