マスメディアで育つ得体の知れない奇妙な生き物


  加
  害
  女
  児
 (11)


耳で聞いてる分にはいいけど、こうやって字にされると、なんだか肉塊系の妖怪みたい。「児」って絵面が、“ぬっぺっぽう”に似てるからだろうか*1


今朝のCX「とくダネ」で朝から佐世保の事件を取り上げていた。被害者側の少女について語られるときは、彼女の顔写真と共に氏名と年齢がテロップで映し出され、一方、加害者側の少女の時は、顔写真も名前もNGだから、代わりに学校の風景と「加害女児(11)」という縦書きテロップが映し出されていた。「加害女児(11)」…。これが「加害者の女児(11)」なら別にどうってことないんだけど、「加害女児(11)」て寸詰で見せられると「△田○子(11)」ってのと同じ感覚で、なんだか人の名前みたい。
わけのわからないもやもやしたものに一端名前が与えられると、人格形成はあっという間。「加害女児(11)」ちゃんは、今後マスメディアの中でどんな子に成長してゆくのだろう。。。



そういえば、韓国ではいま、口裂け女が流行してるらしい。シンクロニシティかと思ったら、インターネットを通じて日本から韓国へ渡ったそうだ。撃退法もキャラ設定も同じ。ただ、マスクの色は白から赤に変わっており、名前も「赤いマスク」と呼ばれているそうだ。韓国は整形ブームだから、あっちの子はめちゃ怖いだろうなあ(笑)。


「口裂け女」韓国に上陸 インターネットで風説広まる? 怖がる児童続出 教師打ち消し躍起


*1:特にWinのフォントで見ると、ぬっぺっぽう(児)の横をダチョウ(女)が走り抜けてくように見えるんだな。女児...