『バーバー吉野』まもなく公開(4/10〜上映開始)

赤目四十八瀧心中未遂』に話題をさらわれながらも、ベルリン国際映画祭のキンダーフィルム(子供向け映画)部門でひっそりとスペシャル・メンションを授与されていたバーバー吉野の上映が今週末から始まる。荻上監督の「ベルリン日記」が現在発売中の『キネマ旬報*1に掲載されているほか、(株)スタジオ・ポットの「ベルリン映画祭現地レポート」にもベルリンでの様子が詳しく載ってるので興味のある方はどうぞ。


『バーバー吉野』 4/10(土)〜6/27(金)まで(ただし6/19以降は土日のモーニングショーのみの上映)


【監督・脚本】荻上直子【出演】もたいまさこ/米田良/大川翔太/村松諒/宮尾真之介/石田法嗣/岡本奈月 /森下能幸/浅野和之/たくませいこ/三浦誠己/桜井センリ
96min/2003年/ビスタサイズ
□上映館:ユーロスペース


【STORY】山の新緑が見事な稜線をつくる美しい田舎町。この町に住む男の子たちは皆、同じ髪型をしていた。それは床屋「バーバー吉野」のおばちゃん(もたいまさこ)が刈る‘吉野ガリ*2。その伝統はもう100年以上も続いている。そんな奇妙な髪型を、誰一人疑問に思っていなかったこの町に、東京から一人の転校生がやってきたことで事態は一変する…。


初日4/10(土)は舞台挨拶あり。ゲストは荻上直子監督、もたいまさこ、大川翔太、村松諒、宮尾真之介、石田法嗣ほかを予定。


伊豆ロケ画廊特別連載企画「バーバー吉野がやってきた!」では、ロケハンを手配したロケ地・伊豆の現地コーディネーターによるロケハン日記が連載中。


※作品の感想はこちら(id:eichi44:20040503#p1)。



【関連記事・サイト】
ぴあフィルムフェスティバル(PFF)公式サイト*3
ベルリン映画祭2004を振り返って(『オー!マイキー』の石橋義正監督インタビューあり)

*1:恋人はスナイパー劇場版』が表紙

*2:いわゆる‘まことちゃんカット’ですよ。

*3:バーバー吉野』は第13回PFFスカラシップ作品。