『バーバー吉野』『運命じゃない人』につづく第15回PFFスカラシップ作品『水の花』が今週末から公開される。監督は、PFFアワード2003で準グランプリ&観客賞のダブル受賞を果たした『鳥籠』の木下雄介。『理由』や『青いうた/のど自慢青春篇』でヒロインを演じた寺島咲が主演を務める。長回しや引きの画の多い作品らしいが、その辺りの演出意図はこちら等各種インタビューで語られているので、昨年PFFで観て気になってたんだよなぁという方はどうぞ。
『水の花』 8/5(土)〜9/15(金)まで
【監督・脚本】木下雄介【撮影】丸池納
【出演】寺島咲/小野ひまわり/津田寛治/田中哲司/黒沢あすか
92min/2005年
□上映館:渋谷ユーロスペース
【STORY】 郊外の町で父親と二人で暮らす中学生の美奈子(寺島咲)。彼女は、幼い頃、母親が浮気相手の子供・優(小野ひまわり)を身ごもり、父と美奈子を置いて出て行ったというトラウマを抱えて生きていた。ある日、幼なじみの良太から町で母親を見かけた事を知らされた美奈子は、母への憎悪と優への嫉妬を募らせていく。そんな時、美奈子は偶然にも町で優を見かけ、夜行バスで亡き祖父の家に向かうのだが……。
8/5(土)11:00の回上映後、13:00の回上映前に初日舞台挨拶あり。ゲストは木下雄介監督、寺島咲、小野ひまわりを予定。
ー追記ー
トークショーが決定しました。
8/31(木)19:00回上映後
ゲスト:宮台真司氏(社会学者)、木下雄介監督
9月7日(木)19:00の回上映後
ゲスト(予定):齋藤学(精神科医)、木下雄介監督
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