『草迷宮』『書見機』を観た(@ユーロスペース)

観てきました。最終週だというのに40人ぐらい客入ってましたね。


映画の詳細は↓以前の日記を参照。


15才の三上博史は実に若かった。しかも演技がヘタクソ!(笑) だが、妙な色気はこのころから健在である。三上は若松武演じる”アキラ”の少年時代を演じていたのだが、意外にも若松と顔がよく似ており、時々いま映ってるのがどちらだかわからなくて混乱した(寺山修司の術中にまんまとはまったのか?)。15才、初めての映画出演で、全裸モロ出しですよ(もちろんぼかし入りだが、海外で上映された時はぼかし無しでしょ、おそらく)。こんな経験したら、その後に怖いもんなんてなくなるよなあ。ヘドウィグ、期待してます。


同時上映の『書見機』は、エッシャー騙し絵を彷彿とさせるシーンが随所に見られた。パンフレットを読むと元々それが狙いだったとのこと。なるほど。白・黒・ブロンズ色の3色で構成された画が版画ちっくだったのもそういう訳だったのか。


草迷宮 [DVD]

草迷宮 [DVD]