三上博史×美内すずえの「SWITCHインタビュー」を見た。サイコーじゃないか!

2/9(土)放送の「SWITCHインタビュー達人達」良かった。本当に良かった。三上くん、美内先生を対談相手に選んでくれて本当にありがとう。
natalie.mu



相変わらず三上くんはよく話しよく笑うわ(笑)。美内先生もサービス精神旺盛な“大阪のおばちゃん”だし、二人とも分析的にしゃべるという共通点がある。その上で意気投合してるから次から次へと話の尽きない素敵な1時間でした。これなら2時間SPでも良かったのに。「ガラスの仮面で演りたい役があるんです。当ててみて」「(鬼才演出家の)黒沼龍三さん?」「あー、全然ちがう。まだ僕のことがわかってないな(笑)」「まさか(紫のバラの)速水真澄?」「違うなあ。俺いっぱつでわかるかと思ってた」「誰ですか?」「紫織」と聞いて「エエエエエッ!?」と崩れ落ちる美内先生に大笑いですよ。読者から脅迫の手紙が来るほどのガラかめ不人気キャラであり、マヤへの嫉妬でついに壊れた速水真澄の婚約者・鷹宮紫織をまさか三上博史が演じたいと言い出すなんて! 是非、一人芝居でやってほしい。
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一応三上博史は年齢非公表なんだけど「15才のとき映画『草迷宮』でデビュー」てナレーションに、計算すれば実年齢がわかるように『草迷宮(1979)』ってテロップをいれてくれたNHKさんは親切ですね(笑)。久しぶりに『あなただけみえない』の第三人格“明美ちゃん”の映像も流してくれて本当にありがたい。


一方の三上くんも、美内すずえのホラー漫画に言及しれくれてどうもありがとう。地下鉄の最前車両から暗闇の線路を眺めてると、向こうからアレがやってくる姿をいまだ夢想するぐらい、彼女の描いた「妖鬼妃伝」は子供時代のトラウママンガ。幼いころから人形が怖くてたまらない人には是非読んでほしい(地下鉄に乗れなくなったらごめんね。笑)。

妖鬼妃伝 (白泉社文庫―美内すずえ傑作選)

妖鬼妃伝 (白泉社文庫―美内すずえ傑作選)



「描きたい絵が最初にあってそこに向かって話を作っていく」のが美内先生のスタイルだったとは知らなかった。覚醒したマヤが「うめえうめえ」と泥まんじゅうを頬張るシーンを描きたいがために芸能界で失墜する話を創ったってすごいな。


ちなみに番組の中で三上くんが「以前、ロックスターを演じたときに」って言ってたロックスターとはフジテレビで放送された『チャンス!』というドラマの主人公・本城裕二のことです。「小さくまとまんなよ!」ていう決め台詞がお馴染みで、筋肉体操で紅白出場まで果たした武田真治(当時はフェミ男として人気でした)がマネージャー役で出演してるんだから映像借りてくればいいのに。三上くんは当時音楽活動も行っていたので、ドラマに合わせ本城裕二名義でシングルも出しています。

この頃のビジュアル最強だわ。



というわけで見逃した方、録画し忘れた方は、来週2/15の金曜深夜0時に再放送があります。今度こそお忘れ無く。
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「生きがいの創造」とか「群衆の中の孤独」とか、さらっと良いワードが出てくるクロストークでもあります。



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