『草迷宮』まもなく上映終了(〜1/23まで)

ユーロスペースで現在レイトロードショー中の寺山修司監督作品『草迷宮』の上映がまもなく終了する。15才の初々しい三上博史(これがデビュー作)が見られる貴重な映画です。

『草迷宮(デジタルニューマスター完全版)』 12/6(土)〜1/23(金)まで


【監督】寺山修司【原作】泉鏡花草迷宮』【脚本】寺山修司/岸田理生【挿画】花輪和一
【出演】三上博史/若松武史/新高けい子/伊丹十三ほか 
40min/1979年


□同時上映
12/6〜12 『トマトケチャップ皇帝』 12/13〜19 『檻囚+ジャンケン戦争』 12/20〜26 『蝶服記+迷宮譚』 12/27〜1/2 『消しゴム』 1/3〜9『マルドロールの歌』 1/10〜16 『一寸法師を記述する試み+ニ頭女』 1/17〜23 『書見機』
□上映館:ユーロスペース(21:00〜レイトショー)


三上博史はある時期から自分の年齢を公表しなくなった。年齢による固定観念で役柄に枠ができるのが嫌だからだそうだ。まあ、『草迷宮』の製作年を知ってればわかることだし(笑)。


ちなみに、今年、三上博史は舞台『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』であの”ヘドウィグ”を演じる。昨年の舞台『青ひげ公の城』でも女役だったし、CX『あなただけ見えない』の”アケミ”好きとしてはたまらないキャスティングだ。個人的に映画自体が大好きなので、歌詞をどうするのかが一番に気になるところ。どこまで日本語訳にするのか…。制作陣もこれには頭を悩ませているらしい。イツハク役は個人的にはケミストリーの川畑要を希望してるのだが(だって顔がそっくりなんだもん。声はうまいこと吹き替えでなんとか)、女性にやらせるのか男性でいくのか興味深いところである。


尚、ユーロスペースは整理券制です。現在、レイトショー作品の整理券は20時以降からの配布になってる模様。詳しくは劇場に確認されたし。