『BOLT』 12/11（金）～
【監督・脚本】林海象【撮影】長田勇市
【出演】永瀬正敏/佐野史郎/金山一彦/後藤ひろひと/テイ龍進/吉村界人/大西信満/堀内正美/佐々木詩音/月船さらら【声の出演】佐藤浩市
80min/2019年
□上映館：テアトル新宿／渋谷ユーロスペース（12/19〜）／他
【STORY】ある日、日本のある場所で大地震が発生。その振動で原子力発電所のボルトがゆるみ、圧力制御タンクの配管から冷却水が漏れ始めた。高放射能冷却水を止めるため、男は仲間とともにボルトを締めに向かう。この未曾有の大惨事を引き金に、男の人生は大きく翻弄されていく…。
『彌勒 MIROKU』から7年ぶりとなる林海象監督の新作です。今回も当時教えていた京都芸大のゼミ生と作りあげたとのこと。本作は『BOLT』『LIFE』『GOOD YEAR』の3つのエピソードから構成されてるけど、最初からこの構成だったわけではなく、2015年に短編『GOOD YEAR』を撮ったあと、永瀬正敏の助言によって新たなイメージが浮かび、それが『LIFE』を生み、『BOLT』を生みといった具合に連作となり、3年の歳月をかけて3部構成の作品に仕上がっていった模様。最後の『BOLT』は近未来のセットを組んで撮りたかったが資金繰りが難しく諦めていたところ、現代美術家のヤノベケンジ氏から「今度、香川・高松市美術館で展覧会をやるんだけど、原発内部の巨大セットを作るからそこで撮ったらどうか」と提案され、来場する観客に公開する形で撮影も進行したとのこと（上手いこと考えたな）。
予告編
舞台挨拶等の予定は以下の通り。
12/12（土） 14:00の回（＠新宿） 舞台挨拶
ゲスト（予定）：林海象監督、永瀬正敏、金山一彦、後藤ひろひと、吉村界人、大西信満、月船さらら
※全席指定。チケットは既に発売中。
