『ひそひそ星』 5/14(土)〜6/10(金)まで
【監督・脚本】園子温【撮影】山本英夫
【出演】神楽坂恵/遠藤賢司/池田優斗/森康子/福島県双葉郡浪江町・双葉郡富岡町・南相馬市の皆様
102min/2016年
□上映館:新宿シネマカリテ
【STORY】大宇宙を旅する宇宙船“レンタルナンバーZ”。四畳半の安アパートに操縦席をくっ付けたようなレトロな船に乗っているのはアンドロイドの「鈴木洋子マシンナンバー722」。彼女は絶滅危惧種となった人類に“想い出”の品を手渡ししてまわる宅配便の配達員だった。見た目はたいした配達物ではない。「一枚の写真」「誰かの乳歯」「よくわからない手書きの似顔絵」など、どこが大事なのか他人にはわからないものばかりだ。ロボットには理解できないが、淡々と仕事をこなしていく。一枚の色あせた写真を届けるために数年を費やし、遠い星に着くと、宛名の人の手元に届ける。次の配達先は、30デシベル以上の音をたてると人間が死ぬおそれがあるという“ひそひそ星”。洋子は注意深く音をたてないように、ある女性に配達をする。すると…。
刺激だらけの園子温映画を期待していくと真逆の映画なので、アート系の映画を観に行く心構えで睡眠は十分とってから行った方がいいと思う。出演者名を見ても分かるとおり、“ひそひそ星”は震災後の福島がロケ地となっております。公開期間中は同じシネマカリテで監督を追ったドキュメンタリー映画『園子温という生きもの』も上映してますので併せてどうぞ。
インタビュー:園子温監督、妻・神楽坂恵主演『ひそひそ星』は「今回こそ本当に最後かな」 | 3.11と人間の記憶を重ねた美しき野心作 鬼才・園子温が神楽坂恵と語る新たな挑戦 | 映画『ひそひそ星』監督・脚本・プロデュース 園子温さん | 園子温『ひそひそ星』(Rooftop2016年5月号)
予告編
舞台挨拶等の予定は以下の通り。
5/14(土)
『園子温という生きもの』10:00回上映後
ゲスト(予定):大島新 監督、小室直子(本作プロデューサー)
『ひそひそ星』14:40の回上映前(※12:20の回は完売)
ゲスト(予定):神楽坂恵(女優)、園子温 監督、モルモット吉田(映画評論家)
5/16(月)『ひそひそ星』18:45の回上映後/『園子温という生きもの』21:00の回上映前
ゲスト(予定):松江哲明(映画監督)、大島新 監督
5/18(水)『ひそひそ星』18:45の回上映後/『園子温という生きもの』21:00の回上映前
ゲスト(予定):神楽坂恵(女優)、大島新 監督
5/21(土)
『ひそひそ星』18:45の回上映後
ゲスト(予定):遠藤賢司(ミュージシャン)、園子温 監督、大島新 監督
『園子温という生きもの』21:00の回上映前
ゲスト(予定):園子温 監督、大島新 監督